中国国営メディアは23日、中国医薬集団(シノファーム)が開発する新型コロナウイルスのワクチン候補について、今年末までに一般利用に向けた準備が整う可能性があると報じた。これまで利用可能になるのは2021年とみられていた。シノファームのLiu Jingzhen会長は、国営テレビの中国中央電視台(CCTV)に対し、後期の臨床試験を約3カ月以内に完了する見通しだと述べた。2つの新型コロナワクチン開発プロジェクトを手掛ける同社傘下の中国生物技術(CNBG)は6月、被験者の不足で大規模な臨床試験の実施が遅れているため、少なくとも2021年までは販売の準備が整わない可能性があるとしていた。しかしその後、中国は臨床試験の場所を海外に移し、そうした課題を克服している。シノファームはアラブ首長国連邦(UAE)で約1万5000人の被験者を対象に後期臨床試験を実施中。中国シノバック・バイオテック(科興控股生物技術)も、ブラジルで後期臨床試験を行っている。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・感染防止「総力挙げないとNYの二の舞」=東大・児玉氏 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・東京都、21日の新型コロナ新規感染230人程度 13日連続で100人以上続く ・インドネシア、地元TV局スタッフが殴打・刺殺され遺体放置 謎だらけの事件にメディア騒然   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年7月28日号(7月21日発売)は「コロナで変わる日本的経営」特集。永遠のテーマ「生産性の低さ」の原因は何か? 危機下で露呈した日本企業の成長を妨げる7大問題とは? 克服すべき課題と、その先にある復活への道筋を探る。