ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策顧問を務めるデボラ・バークス氏は2日、米国の都市部とともに地方にも新型コロナ感染が「異常に拡大」しており、米国は流行の「新たな段階に入っている」との認識を示した。CNNの番組で語った。 バークス氏は「現在の状況は3─4月とは異なる。感染が異常に拡大している」と指摘。地方に住む人々に対し、「このウイルスへの免疫はない」と警告した。 また、感染拡大が起きている地域に複数世代で一緒に住む人々には、高齢者や基礎疾患のある同居者を守るために家の中でもマスクを着用するよう呼び掛けた。 国内の一部地域で感染者が急増し続ける中、バークス氏は、連邦政府当局者は各州の感染傾向や病院記録を調べていると説明。「それぞれの状況に見合った対応を取る必要がある」とした。 このほか、同氏が過去3週間で14州を視察した際、多くの国民が移動しているのを見て懸念が生じたとし、「感染拡大地域に出かけなければならない場合、自分は感染していると考えて基礎疾患のある人々を守る行動をとる必要がある」と語った。 一方、厚生省のジロアー次官補はNBCの番組に出演し、マスク着用の重要性をあらためて強調した。「マスクを着用せず、密閉・密集空間を制限しなければ、ウイルスは拡散し続ける」とし、「非常に重大な局面にある」と語った。 また、人々がマスクを着け、集団を避ける場合、完全なシャットダウンと同じ結果になるとした。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・新型コロナウイルス、患者の耳から見つかる ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・がんを発症の4年前に発見する血液検査 ・韓国、コロナショック下でなぜかレギンスが大ヒット 一方で「TPOをわきまえろ」と論争に   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年8月4日号(7月28日発売)は「ルポ新宿歌舞伎町 『夜の街』のリアル」特集。コロナでやり玉に挙がるホストクラブは本当に「けしからん」存在なのか――(ルポ執筆:石戸 諭) PLUS 押谷教授独占インタビュー「全国民PCRが感染の制御に役立たない理由」