東京都は7日、都内で新たに462人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。 400人を超えるのは7月31日・8月1日に続いて3度目。200人を超えるのは11日連続、100人を超えるのはこれで29日連続となる。 この日の陽性者のうち、20代と30代は合わせて304人で約66%、40代と50代は101人で約22%を占めている。また感染経路が不明な人は309人で全体の67%にのぼっている。 これで都内で確認された陽性者の合計は15107人と1万5000人を突破。7月8日以降に確認された陽性者が全体の半数を占め、感染拡大がここにきて進んでいることを示している。 高齢者への感染、4割は家庭内感染 東京都では4月17日に206人の感染確認をピークに、徐々に新規陽性者が減り続け、5月23日には新規陽性者が2人まで減少。感染拡大の抑え込みに成功したかに見えたが、その後、新規陽性者が増加。7月に入ってからは連日100人以上の感染拡大が続いている。感染者が2人と最少だった5月23日以降の累計では9976人となり、1万人を突破目前となっている。 こうしたなか、東京都は6日午後、専門家を交えたモニタリング会議を開催し、現在の感染状況について4段階のうちの最高レベル「感染が拡大していると思われる」、医療の提供体制について4段階のうちの2番目に高い「体制強化が必要であると思われる」という分析結果をとりまとめた。 6日夕方の臨時記者会見で小池都知事は「モニタリング会議における専門家の総括コメントは先週と同じ、赤とオレンジということで変わっていないが、現状は引き続き「感染拡大特別警報」という非常に厳しい状況であることには変わりはない」と厳しい状況認識を示した。 また「現在、重症化のリスクの高い60代以上の高齢者の感染が拡大しつつあるという数値が出ており、このうち感染経路が特定された中の4割は家庭内感染によるものとなっている」と語り、高齢者自身がマスクの着用・手洗い消毒・換気を徹底することや、高齢者と同居する家族に対しても家庭内で食事の時間をずらすことや会話の際にはマスクを着用することなど、感染予防に十分配慮するよう求めた。 小池都知事「今年は特別な夏、都外への帰省や旅行は控えて」 さらに小池都知事は今週末からのお盆休みについて「お盆そして夏休み期間で旅行や帰省のシーズンで、例年なら家族や親族で一緒に過ごす機会が多いが、この夏は都外への旅行・帰省についてはお控えいただきたい。離れて暮らす家族や親族とは是非この際電話やオンラインなどを通じて話をしていただきたい」と語った。 そして「今年の夏はコロナに打ち勝つそのことが最優先となる夏。1日でも早く安全安心の生活を取り戻してまいりましょう」と都民へ協力を呼びかけた。 東京都・新型コロナウイルス陽性患者数 東京都・新型コロナウイルス陽性患者数・累計 PCR検査等の結果 入院患者数 感染者の現在の状況 *チャーター機帰国者、クルーズ船乗客等は含まれていない*「重症」は、集中治療室(ICU)等での管理又は人工呼吸器管理が必要な患者数を計上*退院者数の把握には一定の期間を要しており、確認次第数値を更新している 【関連記事】 ・コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・新たな「パンデミックウイルス」感染増加 中国研究者がブタから発見 ・韓国、コロナショック下でなぜかレギンスが大ヒット 一方で「TPOをわきまえろ」と論争に   ※画像をクリックすると楽天ブックスに飛びます2020年8月11日/18日号(8月4日発売)は「人生を変えた55冊」特集。「自粛」の夏休みは読書のチャンス。SFから古典、ビジネス書まで、11人が価値観を揺さぶられた5冊を紹介する。加藤シゲアキ/劉慈欣/ROLAND/エディー・ジョーンズ/壇蜜/ウスビ・サコ/中満泉ほか