米政府は、バイオ医薬大手の米モデルナが開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、約15億ドルで1億回分の供給を受けることで同社と合意した。ホワイトハウスとモデルナが11日に発表した。 米政府は、国内で年末までにコロナワクチン提供を目指す「ワープ・スピード作戦」の下、過去数週間に複数企業のワクチン候補について数億回分の供給で合意している。 モデルナのワクチン価格は、2回投与方式で1人当たり約30.50ドルの計算となる。 英アストラゼネカは米政府から研究・開発資金の支援を事前に受ける代わりに比較的低い価格を提示しているが、その他製薬会社と米政府の合意はいずれも、2回投与方式で1人当たり20─42ドルの価格設定となっている。 モデルナのワクチン候補は後期段階の臨床試験(治験)に入っており、同社は9月にも完了するとの見通しを示している。 米政府はこのほか、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、アストラゼネカのワクチン候補に加え、米ファイザーと独ビオンテック、仏サノフィと英グラクソ・スミスクラインがそれぞれ共同開発するワクチンについても、供給を受けることで合意している。 規制当局の承認を得られれば、米国内向けに5億回分以上を確保することになる。一部の合意では、米国に追加購入のオプションも与えている。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・新たな「パンデミックウイルス」感染増加 中国研究者がブタから発見 ・韓国、コロナショック下でなぜかレギンスが大ヒット 一方で「TPOをわきまえろ」と論争に   ※画像をクリックすると楽天ブックスに飛びます2020年8月11日/18日号(8月4日発売)は「人生を変えた55冊」特集。「自粛」の夏休みは読書のチャンス。SFから古典、ビジネス書まで、11人が価値観を揺さぶられた5冊を紹介する。加藤シゲアキ/劉慈欣/ROLAND/エディー・ジョーンズ/壇蜜/ウスビ・サコ/中満泉ほか