ロシア政府は12日、同国が認可した新型コロナウイルス感染症ワクチンを一部医療関係者に2週間以内に接種することが可能だと発表した。また早急な認可に対し、このワクチンが安全性に欠けるとの批判がでていることについては「根拠がない」と一蹴した。 プーチン大統領は11日、保健省が国内で開発された新型コロナウイルス感染症ワクチンを認可したと発表した。 このワクチンは臨床試験の最終段階を完了しておらず、有効性を示したのはわずか10%程度に過ぎないことから、複数の科学者が、ロシア政府は安全性よりも国家の威信に重きを置いているのではないかと指摘している。 これに対しムラシュコ保健相は「海外の当局は、ロシア製ワクチンが競争上、優位にある感じているようだ。そして(批判的な)見解を表明しようとしているが、我々に言わせれば、そうした意見には全く根拠がない」と述べた。 同相によると、このワクチンの準備は間もなく整い、希望者に接種が行われる。第1弾として、2週間以内に医師らを対象に優先的に接種されるという。 ワクチンを開発したガマレヤ国立研究所の責任者は、政府が12月から来年1月末までに月産500万本の体制を整えることを計画していると明らかにした。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・新たな「パンデミックウイルス」感染増加 中国研究者がブタから発見 ・韓国、コロナショック下でなぜかレギンスが大ヒット 一方で「TPOをわきまえろ」と論争に   ※画像をクリックすると楽天ブックスに飛びます2020年8月11日/18日号(8月4日発売)は「人生を変えた55冊」特集。「自粛」の夏休みは読書のチャンス。SFから古典、ビジネス書まで、11人が価値観を揺さぶられた5冊を紹介する。加藤シゲアキ/劉慈欣/ROLAND/エディー・ジョーンズ/壇蜜/ウスビ・サコ/中満泉ほか