インド洋に浮かぶモーリシャスの観光関係者らは、同国の沖合で7月25日に商船三井が運航する貨物船「わかしお」の座礁により重油が流出し、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている観光産業に対し、一段の被害が生じると懸念している。また、天然の海岸が汚染されれば、雇用が脅かされる可能性があるとしている。 昨年の観光収入は630億モーリシャスルピー(16億ドル)だった。 中銀は5月、過去2カ月だけでも観光減少により失った外貨が120億ルピーに達したと発表した。 あるカイトサーフィン業の経営者は、地元のガイドが最も大きな被害を受ける業種の1つと指摘。「漁民や地元に住むガイドらに大きな影響が出るだろう。極めて早期に事態を制御しなければ、ダイビングやシュノーケリング、イルカウォッチングなど、あらゆる部門が影響を受ける」と述べた。 「わかしお」は、同国南東沿岸のインド洋上で岩礁に衝突して座礁。6日に重油が流出し始めた。 7日には、ジャグナット首相が緊急事態を宣言した。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・新たな「パンデミックウイルス」感染増加 中国研究者がブタから発見 ・韓国、ユーチューブが大炎上 芸能人の「ステマ」、「悪魔編集」がはびこる   ※画像をクリックすると楽天ブックスに飛びます2020年8月11日/18日号(8月4日発売)は「人生を変えた55冊」特集。「自粛」の夏休みは読書のチャンス。SFから古典、ビジネス書まで、11人が価値観を揺さぶられた5冊を紹介する。加藤シゲアキ/劉慈欣/ROLAND/エディー・ジョーンズ/壇蜜/ウスビ・サコ/中満泉ほか