<世界初の新型コロナワクチンは「スプートニクV」と名付けられ、9月から大量生産が始まる見通し> ロシアのプーチン大統領は8月11日、国内で開発された世界初の新型コロナウイルスのワクチンを承認すると発表した。臨床試験の開始から2カ月弱で、最終段階となる第3段階は始まったばかりだ。 スプートニクVと名付けられたワクチンは、9月から大量生産が始まる見通し。プーチンは、自身の娘の1人もワクチンを接種したと明かした。接種後には一時発熱したが「それだけだった」という。プーチンが娘について言及するのは、極めて珍しいことだ。 ロシアはワクチン開発に国の威信を懸けていたようだが、専門家からは早さと引き換えに安全性と効能が懸念されるとの声が上がる。米国立アレルギー・感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は「ワクチンを開発したと言うことは誰にでもできるが、その安全性や効能を証明しなければならない」と言う。 「タブー」を破り家族に言及してまで成功をアピールしたプーチンだが、本当に人類をコロナから救えるだろうか。 <2020年8月25日号掲載> 【関連記事】ロシア、新型コロナウイルスのワクチン認可 世界初、安全性に疑問も 【関連記事】スプートニク・ショック再来?ロシアが新型コロナワクチンの接種を10月に開始すると発表 【話題の記事】 ・12歳の少年が6歳の妹をレイプ「ゲームと同じにしたかった」 ・ヌード写真にドキュメントされた現代中国の価値観 ・異例の熱波と水不足が続くインドで、女性が水を飲まない理由が悲しすぎる ・中国は「第三次大戦を準備している」 ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年8月25日号(8月18日発売)は「コロナストレス 長期化への処方箋」特集。仕事・育児・学習・睡眠......。コロナ禍の長期化で拡大するメンタルヘルス危機。世界と日本の処方箋は? 日本独自のコロナ鬱も取り上げる。 ===== 世界初のコロナワクチン承認を発表したプーチン大統領 Al Jazeera English-YouTube