インドでは新型コロナウイルスの感染経験者が、公式発表をはるかに上回り、少なくとも4人に1人に達している可能性があるとの研究が発表された。 インドの主要民間研究所のA・ベルマニ博士が発表したもので、自社のThyrocareが全土27万件の抗体検査を分析した結果に基づいている。 それによると、抗体保有者の比率は平均26%となり、感染歴がある可能性が示された。 ベルマニ氏は、「これは予想をはるかに上回る水準だ。抗体保有の状況は、子どもを含む全年代で共通している」と述べた。 政府がムンバイなどの都市で行った検査でも、抗体保有率は人口密度の高いスラム街で57%となり、ベルマニ氏の発表と一致する水準だった。 ベルマニ氏によると、同社の調査は、過去7週間にインドの600都市で、料金を支払って検査を受けた人を対象に実施した。 現在の傾向が続けば、インドの全人口に対する抗体保有率は12月末までに40%に達する可能性があるとみられている。 保健省の統計によると、インドの累計感染者数は280万人で米国とブラジルに次いで世界で3番目に多い。 19日に確認された新規感染者数は6万4000人超、死者は1000人超だった。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・新たな「パンデミックウイルス」感染増加 中国研究者がブタから発見 ・韓国、ユーチューブが大炎上 芸能人の「ステマ」、「悪魔編集」がはびこる   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年8月25日号(8月18日発売)は「コロナストレス 長期化への処方箋」特集。仕事・育児・学習・睡眠......。コロナ禍の長期化で拡大するメンタルヘルス危機。世界と日本の処方箋は? 日本独自のコロナ鬱も取り上げる。