ベラルーシで今月実施された大統領選挙の不正とルカシェンコ大統領退陣を訴えて続いている反政権集会が23日も首都ミンスクで行われた。 目撃者によれば規模は約20万人と、同政権下で最大になった。 一時は小規模な集団が官邸まで10-20メートルに迫る場面もあったが、集会を通じて警官との衝突はなかったもようで、夕方の早い時間に全体が散会した。 街頭は抗議のシンボルの紅白の旗で埋め尽くされ、参加者らは26年間政権に就いてきたルカシェンコ氏の辞任と大統領選のやり直しを連呼した。 これに対し、ルカシェンコ氏はデモ参加者を「ネズミ」と罵倒。国営メディアは、抗議をものともしない様子を示すため、上空から集会を見下ろすヘリコプターに乗り込み、防弾チョッキを着込みライフルを手にした同氏の映像を流した。 集会に先立ち、ベラルーシ国防省は声明で、平和と秩序を乱す暴力行為に対しては警察でなく軍が対処すると警告する声明を出していた。 ベラルーシと歴史的につながりが深く、今回も去就が注目されているロシア側からは同日、ルカシェンコ氏退陣の要求を進めれば抗議者らはベラルーシを「ベネズエラのような」国家危機に追い込むことになるとするラブロフ外相の警告が伝えられた。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・韓国、新型コロナ第2波突入 大規模クラスターの元凶「サラン第一教会」とは何者か ・韓国、ユーチューブが大炎上 芸能人の「ステマ」、「悪魔編集」がはびこる   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年9月1日号(8月25日発売)は「コロナと脱グローバル化 11の予測」特集。人と物の往来が止まり、このまま世界は閉じるのか――。11人の識者が占うグローバリズムの未来。デービッド・アトキンソン/細谷雄一/ウィリアム・ジェーンウェイ/河野真太郎...他