<メキシコ国境に壁を建設するための資金調達キャンペーンで約26億円の献金を集めたが、その一部がバノンらのもとに> トランプ米大統領の元側近で、首席戦略官兼上級顧問だったスティーブ・バノンが8月20日、詐欺と資金洗浄の容疑で逮捕・起訴された。 バノンを含む4人の容疑者は、アメリカとメキシコの国境に壁を築くため、その建設資金をクラウドファンディングで調達するキャンペーンを展開していた。司法省によれば、バノンらが設立した非営利組織は2500万ドル(約26億円)の献金を集めたが、そのうち100万ドル以上がバノンと同組織の設立者ブライアン・コルフェージュ(38)に流れるように画策されていた。 コルフェージュはメディアに何度も登場し、自分は献金には「1ペニーたりとも手を付けない」と発言してきた。だが起訴状によれば、バノンは献金を集め始めて1週間で1700万ドルを調達するやいなや、同組織の運営に介入し始めた。献金はダミー会社を含め複数の機関を介し、偽の請求書を発行するなどしてバノンらに私的に流用されていたという。 ©2020 The Slate Group <本誌2020年9月1日号掲載> 【関連記事】トランプの元側近で極右のバノン、「壁」建設資金の私的流用容疑で逮捕 【関連記事】トランプ元側近で「極右」のスティーブ・バノンに会ってきた! 【話題の記事】 ・12歳の少年が6歳の妹をレイプ「ゲームと同じにしたかった」 ・コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず ・異例の熱波と水不足が続くインドで、女性が水を飲まない理由が悲しすぎる ・介護施設で寝たきりの女性を妊娠させた看護師の男を逮捕 ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年9月1日号(8月25日発売)は「コロナと脱グローバル化 11の予測」特集。人と物の往来が止まり、このまま世界は閉じるのか――。11人の識者が占うグローバリズムの未来。デービッド・アトキンソン/細谷雄一/ウィリアム・ジェーンウェイ/河野真太郎...他