キリンホールディングスは25日、中国蒙牛乳業の子会社に対する豪州飲料事業の譲渡契約を解除したと発表した。譲渡契約に不可欠な要件である豪州の外国投資審査委員会(FIRB)からの承認が今後も得られない見通しとなったためという。 キリンは昨年11月、オセアニア飲料事業を統括するライオンの100%子会社が、ライオンの飲料事業部門を蒙牛乳業に売却すると発表。ライオン飲料は「ピューラ(生乳)」、「デアリー・ファーマーズ(生乳)」、「ムーブ(フレーバードミルク)」といったブランドを展開している。 今後のライオン飲料事業の在り方については、改めて検討する方針という。 キリンは「今回は残念な結果となったが、LDD事業(ライオンの飲料事業部門)の再生・再編は最重要課題であり、継続してライオン社とともに最善のシナリオを検討していく」としている。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・中国からの「謎の種」、播いたら生えてきたのは......? ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・戦略性を失った習近平「四面楚歌」外交の末路 ・世界が激怒する中国「犬肉祭り」の残酷さ   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年9月1日号(8月25日発売)は「コロナと脱グローバル化 11の予測」特集。人と物の往来が止まり、このまま世界は閉じるのか――。11人の識者が占うグローバリズムの未来。デービッド・アトキンソン/細谷雄一/ウィリアム・ジェーンウェイ/河野真太郎...他