台湾の蔡英文総統は28日、米国と台湾の企業が主導する最新型F16戦闘機の整備拠点を開設するに当たり、「強固」な空軍力で台湾を守る姿勢を強調した。 最新型F16の整備拠点は域内では初となる。 蔡総統は開設式で「台湾の主権を守り、地域の平和と安定を維持するためには、屈服やへつらいではなく、強固な防衛力が必要だ」と述べた。 また、台湾の防衛産業を築き上げるという自らの長年の取り組みにおいて、整備拠点の開設は重要な節目だと指摘。「ジェット機の整備にかかる時間は大幅に短縮され、使用可能な機体が大きく増加することから、前線での空軍の戦闘能力が強固になる」と述べた。 蔡総統は中国が軍事演習を活発化させていることを批判しており、27日には偶発的な衝突のリスクが高まっていると警戒感を示した。 整備拠点は米ロッキード・マーチンと台湾の漢翔航空工業が主導。米台間の軍事協力の最新例となる。 米政府は昨年、台湾に総額80億ドルの新型F16戦闘機を売却することを承認。これにより、台湾が保有するF16はアジアで最多の200機超に増加する。 漢翔航空工業のトップは、今回開設した拠点で台湾空軍のジェット機整備を行うとした上で、周辺地域のF16の整備拠点として拡張することも計画していると述べた。詳細には踏み込まなかった。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・韓国、新型コロナ第2波突入 大規模クラスターの元凶「サラン第一教会」とは何者か ・韓国、ユーチューブが大炎上 芸能人の「ステマ」、「悪魔編集」がはびこる   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年9月1日号(8月25日発売)は「コロナと脱グローバル化 11の予測」特集。人と物の往来が止まり、このまま世界は閉じるのか――。11人の識者が占うグローバリズムの未来。デービッド・アトキンソン/細谷雄一/ウィリアム・ジェーンウェイ/河野真太郎...他