インド洋モーリシャスの首都ポートルイスで29日、大規模なデモが起きた。住民ら数千人が参加し、座礁した貨物船「わかしお」の燃料流出と現場付近でイルカ40頭以上の死体が見つかった問題について捜査を求めた。 環境活動家らは、イルカの死亡原因が7月25日にモーリシャス沖で座礁したわかしおから流出した燃料かどうか、捜査を求めている。 中心部の広場に集まった参加者らは、国旗のほか、油にまみれたイルカのバナーや、政府の退陣を訴えるバナーを掲げた。 環境科学者のファビオラ・モンティさん(33)は、「燃料流出への政府の対応と危機管理、政府が公表している薄められた情報は信頼できない」と、ロイターの取材に訴えた。 モーリシャス政府は、イルカを解剖することを表明したほか、燃料流出を調査する委員会を設置。警察当局がわかしお乗組員の責任を捜査し、漁業省が座礁の経緯を調べている。 政府管轄下の漁業研究所はこれまでに2頭のイルカを解剖。初期段階の結果によると、負傷した痕はあったものの、体内に油の痕跡はなかったという。 当局者は、26、27日に打ち上げられたイルカ25頭の解剖も近く行うとしている。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・韓国、新型コロナ第2波突入 大規模クラスターの元凶「サラン第一教会」とは何者か ・韓国、ユーチューブが大炎上 芸能人の「ステマ」、「悪魔編集」がはびこる   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年9月1日号(8月25日発売)は「コロナと脱グローバル化 11の予測」特集。人と物の往来が止まり、このまま世界は閉じるのか――。11人の識者が占うグローバリズムの未来。デービッド・アトキンソン/細谷雄一/ウィリアム・ジェーンウェイ/河野真太郎...他