インド軍は31日、中国人民解放軍が両国国境の係争地で現行の体制を変えようとしたが、未然に防いだと表明した。 インド軍は声明で「8月29-30日の夜にかけて、人民解放軍は東部ラダック地方の対立を巡る軍事・外交上の取り決めの過去の合意事項に違反し、現行の体制を変えるため、挑発的な軍事活動を行った」と表明。インド軍が「現場の事実を一方的に変更しようとする」人民解放軍の試みを阻止したと述べた。 中国政府は現時点でコメントを出していない。 ラダック地方では6月に両国軍が衝突し、インド側に20人の死者が出ている。 インド軍は、両国軍の関係者が、今回の問題を解決するため、国境付近で協議を進めていることを明らかにした。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・中国・三峡ダムに過去最大の水量流入、いまダムはどうなっている? ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・戦略性を失った習近平「四面楚歌」外交の末路 ・世界が激怒する中国「犬肉祭り」の残酷さ   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年9月8日号(9月1日発売)は「イアン・ブレマーが説く アフターコロナの世界」特集。主導国なき「Gゼロ」の世界を予見した国際政治学者が読み解く、米中・経済・テクノロジー・日本の行方。PLUS 安倍晋三の遺産――世界は長期政権をこう評価する。