自民党の岸田文雄政調会長は1日、都内の岸田派(宏池会)の事務所で開かれた派閥総会で、総裁選への立候補を正式に表明した。岸田氏は安倍政権の成果を引き継いで「国民国家のため全力を尽くす」と述べ、新型コロナウイルス感染症対策や経済対策に注力する方針を示した。 国民の協力に政治の信頼必要 「国民の協力を得るのは政治の信頼が必要」として、「国民の協力を引き出すリーダーを目指す」と強調した。 派閥の先輩である故大平正芳元首相の田園都市構想をテクノロジーで肉付けした「デジタル田園都市構想」を進め、地方と都市の共存を進めると強調した。国内にも格差問題があると指摘し、持続可能な資本主義や成長戦略が必要とした。 岸田氏は2012年から2017年まで、第2次安倍内閣で外相を務めた。 (竹本能文)[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・風雲急を告げるポスト安倍レース 後継候補の顔ぶれは? ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・「アベノミクスは買い」だったのか その功罪を識者はこうみる ・韓国、ユーチューブが大炎上 芸能人の「ステマ」、「悪魔編集」がはびこる   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年9月8日号(9月1日発売)は「イアン・ブレマーが説く アフターコロナの世界」特集。主導国なき「Gゼロ」の世界を予見した国際政治学者が読み解く、米中・経済・テクノロジー・日本の行方。PLUS 安倍晋三の遺産――世界は長期政権をこう評価する。