南太平洋の島しょ国、ソロモン諸島が昨年決定した台湾との断交および中国との国交樹立に反発している同国マライタ州は、独立の是非を問う住民投票を実施すると発表した。 ただ、ガダルカナル島にある首都ホニアラの中央政府が住民投票の結果を尊重する可能性は低い。米国とつながりが深いマライタ州には全国の人口の約4分の1が居住している。 同州のスイダニ州長は1日夜に配布した声明で、中央政府は同州が外交関係の変更を認定していないことを承知で、中国を受け入れるよう圧力をかけ続けてきたと指摘。 「指導部が独裁的になりつつある国の一部であり続けることをマライタの人々が望んでいるかを確かめる時がきた」とした。 ソロモン諸島のソガバレ首相はこれまでのところ取材に回答していない。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・中国・三峡ダムに過去最大の水量流入、いまダムはどうなっている? ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・戦略性を失った習近平「四面楚歌」外交の末路 ・世界が激怒する中国「犬肉祭り」の残酷さ   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年9月8日号(9月1日発売)は「イアン・ブレマーが説く アフターコロナの世界」特集。主導国なき「Gゼロ」の世界を予見した国際政治学者が読み解く、米中・経済・テクノロジー・日本の行方。PLUS 安倍晋三の遺産――世界は長期政権をこう評価する。