自民党総裁選に立候補した菅義偉官房長官は5日、日本経済新聞のインタビューに対し、黒田東彦日銀総裁の手腕を評価しているとした上で、安倍晋三政権後も大規模な金融緩和を続ける考えを示した。 日経によると、菅氏は黒田総裁について「手腕を大変、評価している」と発言。黒田総裁の下で始まった異次元の金融緩和について「黒田氏を任命するときから関わってきた。私が継承したい」と話したという。 また、日経は菅氏がデジタル庁の創設を明言したと伝えている。「デジタルの関係はひとつのところですべてやる」と述べ、各省にまたがるデジタル部局を集約する考えを示したとしている。 菅氏は同日午前に日本テレビの番組にも出演。自民党の総裁に選出され、首相となった場合の閣僚人事を問われ、官房長官としての資質については閣僚を束ねて政策を推進する力が必要と指摘した。 また、民間人の閣僚起用として元大阪府知事の橋下徹氏の名前が上がっていることに関し、これまでの支援の経緯や大阪行政の改革の道筋をつけた人物として評価した。 (中川泉、浜田寛子 編集:高木匠、久保信博)[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・風雲急を告げるポスト安倍レース 後継候補の顔ぶれは? ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・「アベノミクスは買い」だったのか その功罪を識者はこうみる ・韓国、ユーチューブが大炎上 芸能人の「ステマ」、「悪魔編集」がはびこる   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年9月8日号(9月1日発売)は「イアン・ブレマーが説く アフターコロナの世界」特集。主導国なき「Gゼロ」の世界を予見した国際政治学者が読み解く、米中・経済・テクノロジー・日本の行方。PLUS 安倍晋三の遺産――世界は長期政権をこう評価する。