香港で6日、立法会(議会)選挙の延期や香港国家安全維持法(国安法)に対する抗議デモが行われ、警察が出動して主に違法集会を理由に298人を拘束した。 拘束者の中には急進的な民主派組織、社会民主連線の幹部フィーゴ・チャン(陳皓桓)氏や元議員の梁国雄氏などが含まれている。 香港の林鄭月娥行政長官は7月、新型コロナウイルスの感染拡大を理由として9月6日に予定されていた立法会選挙を1年延期すると発表。この選挙で過半数の議席確保を目指していた民主派にとって痛手となった。 デモに参加した70歳の女性は「本当なら今日が投票日だった。われわれは自分たちの票を取り戻すために抵抗する必要がある」と訴えた。 デモが行われたのは香港・九竜地区で、数百人がプラカードを掲げておなじみとなった反政府のスローガンを叫びながら行進。これに対して数千人の警察官が動員された。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・中国・三峡ダムに過去最大の水量流入、いまダムはどうなっている? ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・戦略性を失った習近平「四面楚歌」外交の末路 ・世界が激怒する中国「犬肉祭り」の残酷さ   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年9月8日号(9月1日発売)は「イアン・ブレマーが説く アフターコロナの世界」特集。主導国なき「Gゼロ」の世界を予見した国際政治学者が読み解く、米中・経済・テクノロジー・日本の行方。PLUS 安倍晋三の遺産――世界は長期政権をこう評価する。