主要7カ国(G7)外相は8日、ロシアの反体制指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏に対する襲撃を強く非難する共同声明を発表した。米国務省が公表した共同声明は「カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国で構成するG7の外相、および欧州連合(EU)代表は、ナワリヌイ氏に対する襲撃を極めて強く非難する」とした。ナワリヌイ氏は8月、ロシア国内で意識不明の重体となり、現在ベルリンの病院で治療を受けている。独政府は今月2日、同氏に神経剤「ノビチョク」が使用された「疑いのない証拠」が得られたと明らかにした。ただ、ロシアはナワリヌイ氏に毒物が盛られた証拠はないと主張している。G7声明によると、ドイツは他のG7メンバーに対し、ナワリヌイ氏が「ロシアが開発した『ノビチョク』に分類される神経剤による攻撃の被害者」だったと判断した経緯について説明した。声明は「化学兵器の使用はいかなる場所でも、いかなる時も、いかなる状況下でも容認できるものではなく、化学兵器使用禁止を巡る国際規約違反となる」と表明。ロシアに対し「毒物を使用したこの恐るべき襲撃」の責任を追及するよう呼び掛け、「ナワリヌイ氏に対する襲撃の解明を求める国際的な呼び掛けにロシアがどのように対応するか、引き続き慎重に見守っていく」とした。G7は今年は米国が議長国を務めている。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・ロシア開発のコロナワクチン「スプートニクV」、ウイルスの有害な変異促す危険性 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず ・ハチに舌を刺された男性、自分の舌で窒息死   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます9月15日号(9月8日発売)は「米大統領選2020:トランプの勝算 バイデンの誤算」特集。勝敗を分けるポイントは何か。コロナ、BLM、浮動票......でトランプの再選確率を探る。