フランス保健省が10日発表した24時間の新型コロナウイルス新規感染者数は9843人と、過去最多を記録した。11日に予定されている閣僚会議で感染拡大防止に向けたロックダウン措置の再導入について協議されそうだ。 感染者数は6日前の過去最多8975人をほぼ900人上回った。今月初めから新規感染者数の7日移動平均の7297人を超えている。8月の7日移動平均は3003人だった。 入院患者数も24時間で93人増えて、1カ月超ぶりの高水準となる5096人になった。増加は12日間連続。8月28日には4530人まで減少していた。 集中治療中の患者は615人となり、6月末以来の高水準となった。 入院患者数はなお4月のピーク時をかなり下回っているが、医療体制への負担に対する懸念が再燃し、当局が対応策を講じる可能性がある。 フランスは3月19日から5月11日かけて医療逼迫を回避するために欧州で最も厳しい水準のロックダウンを実施した。 政府のアタル報道官はこの日、11日の閣僚会議ではすべての可能性を排除しないと述べる一方、マクロン大統領は新たな措置を取るとしても、それほど厳しくないものにしたいとの期待を表明した。 10日には新型コロナウイルス感染症による死者が19人増えて3万0813人になった。フランスの死者数は世界で7番目に多い。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・ロシア開発のコロナワクチン「スプートニクV」、ウイルスの有害な変異促す危険性 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・パンデミック後には大規模な騒乱が起こる ・ハチに舌を刺された男性、自分の舌で窒息死   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます9月15日号(9月8日発売)は「米大統領選2020:トランプの勝算 バイデンの誤算」特集。勝敗を分けるポイントは何か。コロナ、BLM、浮動票......でトランプの再選確率を探る。