中国外務省の華春瑩報道官は13日、広東省の沿岸警備当局が先月、沖合で拘束した香港市民12人は分離主義者だとの認識を示した。米国務省の報道官が人権上の問題を指摘したのを受けた。 拘束された12人の親族らは前日、香港で記者会見を開き、即時釈放を要求。12人は8月23日にボートに乗って台湾に向かっていた際に拘束された。 親族らは、12人が中国政府ではなく家族が選んだ弁護士と相談し、香港の親族と連絡を取るのを認められるべきだと訴えた。 米国務省のオルタガス報道官は12日にツイッターへの投稿で12人の拘束は「香港における人権状況の悪化の新たな事例だ」と強調。 中国政府は約2カ月前に香港国家安全維持法を施行している。 華報道官はツイッターに「事実確認:12人は海上境界線を違法に越えたため逮捕された。民主活動家ではなく、中国からの香港分離を企てている要素だ」とした。 広東省深セン市の警察当局は13日、拘束後初めて通知を出し、12人の香港市民は境界線を違法に越えた疑いで刑事拘束されており、捜査が続けられているとした。 「警察は法に則り、犯罪容疑者の正当な権利と利益を守る」とした。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・反日デモへつながった尖閣沖事件から10年 「特攻漁船」船長の意外すぎる末路 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・戦略性を失った習近平「四面楚歌」外交の末路 ・世界が激怒する中国「犬肉祭り」の残酷さ   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます9月22日号(9月15日発売)は「誤解だらけの米中新冷戦」特集。「金持ち」中国との対立はソ連との冷戦とは違う。米中関係史で読み解く新冷戦の本質。