中国は15日、黄海海上の発射台から初のロケット商業打ち上げを実施し、衛星9基を軌道に乗せることに成功した。国営メディアが16日に伝えた。 ロケットは「長征11号」で、衛星には中国の動画共有サイト「ビリビリ」に属する1基が含まれている。 船舶といった移動式発射台から発射できるよう設計された長征11号は、主に小型衛星の打ち上げに利用されている。昨年6月に初の海上発射を実施した。 人民日報によると、太原衛生発射センターの李宗利主任は「海上発射台により、中国の発射場の数が増え、発射効率が向上するほか、発射の安全性と柔軟性が高まる」と述べた。 中国は内陸にロケット発射センター3カ所を有しており、使用後のロケットステージが地球に戻る際に人が居住する地域にとってリスクとなることがあった。海上発射ではこのリスクが低下する。 中国は近年、宇宙プログラムを最優先項目としており、米国に追い付き、2030年までに宇宙大国となることを目指している。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 中国は15日、黄海海上の船舶上の発射台から初のロケット商業打ち上げを実施し、衛星9基を軌道に乗せることに成功した CGTN / YouTube 【話題の記事】 ・反日デモへつながった尖閣沖事件から10年 「特攻漁船」船長の意外すぎる末路 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・戦略性を失った習近平「四面楚歌」外交の末路 ・世界が激怒する中国「犬肉祭り」の残酷さ