ロシアの情報機関、対外情報庁のナルイシキン長官は16日、米政府がベラルーシで革命を扇動しているとして、米国の行動を非難した。 ナルイシキン氏はロシア通信(RIA)に対し、大統領選の不正疑惑が取り沙汰されるルカシェンコ大統領をクーデターで失脚させるため、米国が裏で動いているとした上で、「(旧ソ連国で起こった)『色の革命』や違憲クーデターを組織化しようと、下手ななりすましの動きが見られるが、その目的はベラルーシ市民の利益とは何の関係もない」と述べた。 さらに、米政府が反政府ブロガーに資金を提供したり、非政府組織(NGO)を通じて活動家を訓練しているほか、リトアニアに逃れたチハノフスカヤ氏など反政府指導者らを支援しており、「対外情報庁の情報によると、米国はベラルーシで重要な役割を果たしている」とした。 ロシアのプーチン大統領は14日、ルカシェンコ氏とソチで会談し、同氏への支持を示すとともに、ベラルーシに15億ドル相当の融資を行うことで合意した。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・米中新冷戦でアメリカに勝ち目はない ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず ・中国からの「謎の種」、播いたら生えてきたのは......?   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます9月22日号(9月15日発売)は「誤解だらけの米中新冷戦」特集。「金持ち」中国との対立はソ連との冷戦とは違う。米中関係史で読み解く新冷戦の本質。