岸信夫防衛相は24日の自民党会合で、配備停止を決めた迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の代替措置について、艦船など洋上の移動式プラットフォームにレーダーや発射装置を置く案を主軸に検討すると明言した。 岸防衛相は「現時点で最終的な結論は得られていないが、これまでの議論を総括したところ、イージス・アショアの構成品を移動式洋上プラットフォームに搭載する方向で、米政府や(民間の)事業者を交え、具体的な検討を速やかに進めたい」と述べた。 同部会では防衛省側が与党にイージス代替案と2021年度防衛予算概算要求について説明を行う。防衛省は陸上にレーダーを、洋上にミサイル発射台を置く分離配備案なども検討してきたが、装置間をつなぐ通信がサイバー攻撃に遭う恐れがあるなどとして、洋上に一体的に置く案に絞った。護衛艦や商船など、移動するプラットフォームに配備することを検討すると伝える。 一方で防衛省は自民党に対し、洋上案は定期整備や気象などの影響で、イージス・アショア導入本来の目的だった24時間の監視体制に支障が出るとの問題点も伝える見通し。 政府は今年6月、発射した迎撃ミサイルのブース―ターを安全な場所に落下させられない恐れがあるとして、イージス・アショアを山口、秋田両県に配備する計画を停止した。 (竹本能文)[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・安倍首相の辞任で分かった、人間に優しくない国ニッポン ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・なぜ日本は「昭和」のままなのか 遅すぎた菅義偉首相の「デジタル化」大号令 ・ビルボードHOT100首位獲得したBTS、韓国政府は兵役免除させるのか   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます9月29日号(9月23日発売)は「コロナで世界に貢献した グッドカンパニー50」特集。利益も上げる世界と日本の「良き企業」50社。PLUS 進撃のBTS