フランスで24日、新型コロナウイルス感染者数が過去最多を記録し、入院者数が2カ月超ぶりに6000人を上回った。 この前日、政府はマルセイユなど大都市を中心として感染拡大抑制策の規制強化を発表している。 保健当局のウェブサイトによると、24日に確認された感染者は1万6096人で、前回記録された1万3498人を大きく上回った。累計では49万7237人で、スペインに次いで西欧で2番目に多い。 24日に確認された新型コロナによる死者は52人、累計では3万1511人となった。 24日の死者数は過去7日間の平均の59人を下回ったものの、8月の1日当たり平均だった12人の4倍以上に達した。 24日時点の入院者数は6031人と、4月14日のピーク時に記録された3万2292人の5分の1程度だが、8月29日の最低時の4530人から33%増加している。 集中治療室に収容されている患者は1043人で、6月8日以来の高水準となっている。 カステックス首相はフランス2テレビで、「これは時間との競争だ。国民は慎重で賢明にならなければならない。もしわれわれが行動しなければ、今春に類似した状況に陥る可能性がある」と述べ、危機がピークに達した3月の状態が繰り返される可能性を指摘した。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます