米ニューヨーク州のクオモ知事は24日、新型コロナウイルスワクチンの承認プロセスが政治化されているとの懸念から、連邦政府が承認するコロナワクチンに対し同州独自の審査を実施すると明らかにした。 クオモ知事は「連邦政府のワクチン対応を踏まえ、ワクチンが政治化されているかどうかを巡り深刻な疑問が台頭している」とし、「連邦政府の見解を信用することはできない」と述べた。 その上で、ワクチンの安全性を巡りニューヨーク州に提言を行う審査委員会を設置するとし、「連邦政府が審査を終えて安全と判断した段階で、ニューヨーク州は独自の審査を行う」と表明した。 米食品医薬品局(FDA)と米病対策センター(CDC)はコメントを差し控え、米厚生省からコメントは得られていない。 感染症専門医のポール・オフィット氏はロイターに宛てた電子メールで、「医薬品の安全性や効果を巡り、州当局が独自の審査に動くことは懸念される兆候だ。FDAやCDCなどを信頼できないのであれば、米国は窮地にあると言える」との見方を示した。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・ロシア開発のコロナワクチン「スプートニクV」、ウイルスの有害な変異促す危険性 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・パンデミック後には大規模な騒乱が起こる ・ハチに舌を刺された男性、自分の舌で窒息死