地球温暖化対策を進める世界の自治体が参加する「世界気候エネルギー首長誓約」(本部ブリュッセル)の公式サイトで台湾の6都市の国名が「中国」と表記されていた問題で、台湾の呉ショウ燮外交部長(外相)は28日、欧州連合(EU)の協力で「中華台北(チャイニーズ・タイペイ)」に修正されたと表明した。 台湾6都市の市長が国名の訂正を求める公開書簡を出したことを受け、首長誓約側が修正に応じたという。 中国政府は、国際団体や企業に対し、ウェブサイトや公式文書で台湾を中国の一部と表記するよう要求。台湾は中国政府の方針に反発している。 台湾は五輪などで「中華台北」の呼称を使っている。 同部長は、詳細を明らかにしなかったものの、この問題でEUが台湾を「支援」してくれたと表明。「非常に満足している」と述べた。 EUや首長誓約のコメントは取れていない。 中国外務省の報道官は記者団に、台湾は中国の不可分な領土であるとし「台湾の都市は当然、中国の都市として記載すべきだ」と述べた。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・反日デモへつながった尖閣沖事件から10年 「特攻漁船」船長の意外すぎる末路 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・戦略性を失った習近平「四面楚歌」外交の末路 ・世界が激怒する中国「犬肉祭り」の残酷さ