中国の習近平国家主席は、新疆ウイグル自治区において全ての民族の幸福度は上がり続けていると主張し、中国に対する「正しい」見方を今後も住民に教化していくと語った。国営新華社通信が26日遅く、発言を伝えた。 中国共産党は、新疆ウイグル自治区において少数派でイスラム教徒のウイグル人を弾圧し、強制労働に従事させているとされ、厳しい批判を浴びている。国連の報告書によると、100万人のウイグル人が収容施設で働かされているという。 一方中国側はウイグル人弾圧を繰り返し否定し、収容施設は過激主義と対峙するために必要な職業訓練センターだと主張。反中勢力が習氏の政策を誹謗中傷していると反論している。 新華社の報道では、習氏は25-26日に開いた新疆に関する共産党の会合で「(新疆における)あらゆる民族の間で達成感、幸福感、安心感は高まり続けている」と説明。その上で、住民に中国国家の理解を深める教育を施し、国家と歴史、国民に関する正しい認識を全ての民族が確立するよう指導していく必要があると指摘するとともに、共産党による新疆統治戦略の無謬性が証明されており、これを長期的な方針にするべきだと付け加えた。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・反日デモへつながった尖閣沖事件から10年 「特攻漁船」船長の意外すぎる末路 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・戦略性を失った習近平「四面楚歌」外交の末路 ・世界が激怒する中国「犬肉祭り」の残酷さ