ANAホールディングス傘下の全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は30日、政府が観光需要刺激策「GoToトラベルキャンペーン」の対象に東京発着の旅行も10月から加える方針を示して以降、同月の新規の国内線予約数が回復傾向にあることを明らかにした。 ANAでは、昨日までの7日間(9月23日ー29日)に入った新規予約数が、政府が東京発着を追加する方針を初めて示した直前の7日間(9月5日―11日)に入った予約数に比べて、10月搭乗分は3.5倍、11月搭乗分は7.6倍になっている。連休を除く土日の1日当たり旅客数でみると、6月は前年比約20%しかなかったが、7月と8月はそれぞれ約25%、9月は約30%、10月3ー4日の予約数(30日時点)は約35%に戻ってきており、「堅調に回復している」(広報担当者)という。 JALでは、予約数は「9月の前年の4割弱から10月は5割近くに回復する見込み」(広報)。同社が企画する往復航空券と宿泊を自由に組み合わせることができるパッケージ商品の予約に関しては、「GoToトラベル」で東京発着も対象となる旅行商品の予約開始日だった9月18日に前年同日の3倍の予約が入り、1日当たりの予約数が過去最高を記録したという。 (白木真紀)[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます