ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏が5日にロシアの著名ビデオブロガーと行った2時間以上におよぶインタビューの動画がユーチューブで公開された。 同氏の動画が公開されるのはベルリンの病院を退院してから初めて。 この中でナワリヌイ氏は、ロシアの情報機関が自身に神経ガス「ノビチョク」を使用したと信じていると表明。これは来年の議会選を控えて当局が自身を脅威だとみなしているために起きたと説明した。 同氏は「彼ら(ロシア当局)は下院選挙を控えて自らに脅威となっている大きな、大きな問題があることを理解した」と述べた。 ナワリヌイ氏は8月20日に国内線の機内で体調が急変。9月初めに昏睡状態から回復した。ドイツの医師団はノビチョクが使用されたと指摘。一方で、ロシア政府はプーチン大統領やロシア当局が同氏の体調急変に関与したとの見方を否定している。 ナワリヌイ氏はノビチョクがどのように自身の体内に取り込まれたのか分からないとしつつ、自身が何かに触れた可能性があると語った。 また、体調の回復にはさらに2カ月かかる可能性があると説明。インタビューの中で手を伸ばして震えている様子を見せる場面もあった。 理学療法を受けているものの、体調は大幅に改善し、医師らが回復の速さに驚いているとも語った。 ロシアの議会選は来年9月に予定されているが、一部メディアは来春に前倒し実施される可能性を示唆している。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます ===== ナワリヌイ、ロングインタビュー 表情こそ明るいものの、いまだ手足の震えが続いているナワリヌイ вДудь/ YouTube