世界での新型コロナウイルスの新たな感染者が16日、初めて40万人超に達し、1日当たりの新規感染者数として過去最多を記録した。感染の第1波抑制に成功した欧州でここ数週間に再び感染者が急増しており、多くの国で新たな規制が導入されている。 欧州地域全体での1日当たりの新規感染者はインド、ブラジル、米国の合計よりも多く、過去1週間では平均14万人だった。 ロイターの分析によると、世界で報告された感染者のうち34%が欧州で確認されている。 同地域では現在、約9日間に100万人のペースで新規感染者が報告されており、パンデミック(世界的大流行)発生以降の感染者は累計630万人超となっている。 ロイターの集計では、英国、フランス、ロシア、オランダ、スペインが過去1週間の欧州での新規感染者の約半数を占めた。過去1週間の平均で1日当たりの新規感染者が最多だったのはフランスで、1万9425人。次いで英国、ロシア、スペイン、オランダとなった。 欧州では複数の国が学校を閉鎖し、一部の外科手術を中止するなどしている。 ロイターの分析によると、地域別では中南米の感染状況が最も深刻で、世界全体の感染者の27%が同地域で確認されている。次いでアジア、北米、欧州の感染者が多い。 インドの1日当たり新規感染者は今月、6万9000人と9月の水準を下回っている。 感染者と死者の累計が世界最多の米国では新規感染者は小幅に増加している。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・強行退院したトランプが直面する「ウィズ・コロナ選挙戦」の難題 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ