オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は23日、中国船による違法な漁や嫌がらせを理由に、米沿岸警備隊が巡視船を西太平洋に配備すると声明で明らかにした。 沿岸警備隊は次の会計年度に即応巡視船を南太平洋の米領サモアに配備する方向で検討する予定という。 オブライエン大統領補佐官は声明で、米国は太平洋の大国だとした上で「インド太平洋諸国の排他的経済水域で(中国の)船舶が違法で、報告や規制されていない操業や嫌がらせをし、わが国の主権とともに、太平洋の隣人たちの主権や同地域の安定を脅かしている」と指摘。 沿岸警備隊を含む米国の取り組みは「安定を乱す有害な行為に対処するために極めて重要」として西太平洋に巡視船を配備すると述べた。配備場所や規模は明らかにしなかった。 ポンペオ国務長官は今月、日本を訪問し、日本、インド、オーストラリアの外相と中国の海洋進出問題などについて協議した。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・反日デモへつながった尖閣沖事件から10年 「特攻漁船」船長の意外すぎる末路 ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ