<最年長メンバーJINの兵役義務が近づいていた。義務に従う意思を伝えていたが、韓国文化への貢献より兵役のほうが国の利益になるのかと、ファンは疑問を口にしていた> 世界的な躍進を続けるKポップグループのBTS(防弾少年団)が、韓国の法律まで動かした。韓国の国会は12月1日、BTSの最年長メンバーが兵役に就くのを2年延長できる法案を可決した。 韓国では18~28歳の健康な男性は約20カ月間の兵役に就くことを義務付けられているが、最年長のJIN(ジン)が28歳になる日が迫り、BTSにとっての打撃が懸念されていた。 BTSの所属事務所とJINはかねてから兵役義務に従う意思を伝えていた。だが、兵役義務に懐疑的な見方も拡大。BTSが国外で韓国文化普及に多大な貢献をするなか、兵役がそれを上回るほど韓国の利益になっているのかと、ファンは疑問を口にしていた。 韓国は今回の法改正前にも、業績を上げたスポーツ選手やクラシック音楽家らの兵役免除や延期を認めてきたが、ポップスターは判断が難しかった。 今後は文化体育観光省の推薦したポップアーティストの兵役が30歳まで延期できる。BTSパワー恐るべし。 <2020年12月15日号掲載>