<太陽探査機「ソーラーオービター」は、地球から2億5100万キロの宇宙空間で、金星と地球、火星を同一フレーム内にとらえた画像を撮影した...... > 欧州宇宙機関(ESA)がアメリカ航空宇宙局と共同で運用する太陽探査機「ソーラーオービター(SolO)」は、2020年11月18日、リモートセンシング機器「ヘリオスフィアイメージャー(SoloHI)」で、金星と地球、火星を同一フレーム内にとらえた画像を撮影した。 金星での初のフライバイに向けて移動中に この画像は、金星での初のフライバイに向けた移動中、金星から4800万キロ、地球から2億5100万キロ、火星から3億3200万キロの地点で撮影されたものだ。星空を背景に、最も輝く金星が左上に確認でき、中下に地球、右下に火星が映っている。なお、太陽は、このフレームを外れた右側に位置している。 ソーラーオービターは、2020年2月9日、米フロリダ州ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた。太陽極域の観測と撮影を主なミッションとして、太陽を周回する。 「ヘリオスフィアイメージャー」などのリモートセンシング機器6機を含む10の観測機器が搭載されており、2021年11月までの初期航行では、ソーラーオービター周辺の状況を継続的に観測し、データを収集している。 観測史上最も太陽に近い地点から撮影 2020年5月30日には、極端紫外線撮像装置「EUI」により、観測史上最も近い太陽から7700万キロの地点で、太陽を撮影することに成功した。撮影画像では、太陽の表面近くで小さなフレアが確認され、「キャンプファイヤー」と名付けられている。 ESA ソーラーオービターは、12月27日、金星での初のフライバイにも成功した。ソーラーオービターの現在地は、欧州宇宙機関のウェブサイトで公開されている。 ESA ===== Solar Orbiter snaps Venus, Earth and Mars