東京都は27日、都内で新たに430人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。 先週土曜20日の342人から88人も増加し、7日間移動平均の新規陽性者数では342.9人で前週比114.8%に増加。感染状況はリバウンドが加速している。 この日確認された陽性者の内訳は、 10歳未満:17人(約4%) 10代:28人(約7%) 20代:107人(約25%) 30代:74人(約17%) 40代:56人(約13%) 50代:54人(約13%) 60代:32人(約7%) 70代:35人(約8%) 80代:17人(約4%) 90代:10人(約2%) となっている。また65歳以上の高齢者は70人となっており、全体の16%を占めている。 また、重症者は前日の45人に対して44人となっている。 これで東京都内で確認された陽性者の累計は119,661人となった。 モニタリング会議「人流が増加すれば、第3波を超える感染拡大も」 こうしたなか、東京都は25日午後、感染症モニタリング会議を開催。緊急事態宣言の解除後に人流が増加しており、新規陽性者数の増加が続いていると分析。感染状況と医療提供体制の警戒レベルをいずれも最高レベルを維持した。 モニタリング会議で専門家は、感染状況について「緊急事態宣言が 解除され、人の流れはさらに増えている。急激な再拡大を避けるためには、制限緩和による影響を十分に確認しながら段階的に対策を講じる必要がある。第3波では、クリスマスや忘年会等の行事から感染拡大する例が見られた。卒業や人事異動の季節を迎え、歓送迎会や卒業パーティー等を通じての感染拡大に対する十分な警戒が必要である」と報告。 また「第2波では、新規陽性者数の7日間平均がピーク時の 346人から十分に減少せず、約 150〜200 人の間で 増減を繰り返した後、急激に感染が拡大して第3波を迎えた。今回は 250人を下回らずに推移し、増加に転じている。今後、第3波を超えるような経過をたどることが危惧される」とリバウンドから第4波へつながることへの危機感を示した。 一方、医療提供体制については、入院患者が24日時点で1371人となり、先週の1270人から増加傾向にあること。また重症患者数は新たな発生も続き、横ばいで推移していることなどから専門家は「通常の医療も含めた医療提供体制は、長期間にわたり厳しい状況が続いている。今一度、実効性のある感染防止対策を徹底し、重症化リスクの高い高齢者層の新規陽性者数を減らすことが重要である」と分析した。 小池知事は「今、何よりも重要なのはリバウンドの防止。都民および事業者の皆さんにはあらためて感染防止策の徹底をお願いしたい。今はリバウンド防止期間中です。あらためて感染防止の対策を徹底していただきたい」と新規感染の押さえ込みを呼びかけた。 ===== 東京都・新型コロナウイルス陽性患者数 東京都・新型コロナウイルス重症者数 東京都・新型コロナウイルス新規陽性者・年代別内訳 現在の患者数 感染第3波以降の各曜日別の新規陽性者の推移 感染第3波以降の患者数の推移 東京都・新型コロナウイルス陽性患者数・累計 PCR検査等の結果