<メールの内容にマスク懐疑派の不満が爆発。共和党議員や保守派の著名人からは「国民をだましていた」との批判も> 複数の米メディアが先週、アメリカのコロナ対策を率いる米国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長の昨年初めからのメール数千通を、情報公開法に基づき入手。その内容が物議を醸している。 例えば、彼が昨年2月5日にバーウェル元保健福祉長官に送った個人的なメール。飛行機での移動を控えたバーウェルからの質問に対し、ファウチは市販のマスクは非感染者の身を守るものではないと説明し、マスク着用は必要ないと助言していた。 これが報じられると、マスク懐疑派の不満が爆発。国民をだましていたとしてファウチの解任を求める共和党議員や保守派の著名人らの投稿がSNSを席巻した。 実際には米疾病対策センター(CDC)がマスク着用の推奨に転じたのは昨年4月で、メールの内容はマスクの効果に否定的だった当時のファウチの公式見解と矛盾していない。だが公開された大量のメールにはほかにも多くの疑念があり、論争は続きそうだ。 ===== MLBナショナルズ対ヤンキース戦で始球式を行うファウチ所長 CNBC Television-YouTube