<金正恩のダイエット成功──以外のポイントは? 外交、軍事の専門家はパレードをどう見たのか> 9月9日午前0時、北朝鮮の建国73周年を祝う軍事パレードが首都平壌の金日成広場で行われた。北の核ミサイルがアメリカとその同盟国を脅かすなか、外交や軍事の専門家はパレードの映像から北の内情を読み解こうとしている。 最大の注目点は、長距離弾道ミサイルなどの大型兵器が登場せず、金正恩(キム・ジョンウン)総書記の演説もなかったこと。これを国際社会に向けた和解のサインとみる向きがある一方、それは希望的観測にすぎず、戦略兵器の開発中断の兆候でもないという見方もある。 2つ目のポイントは金がスリムになったこと。ここ数年、深刻な体調不良説がささやかれていたが、どうやらダイエットが奏功しているようだ。 3つ目の特徴は......過去のどのパレードよりも分析が難しいという点だ。北朝鮮はコロナ対策で中国を含むあらゆる国境を封鎖してきた。外交官や国際援助団体のスタッフも既に国外退去しており、手掛かりとなる内部情報はあまりに乏しい。 From Foreign Policy Magazine