「イギリス」の記事一覧

イギリス、15日から公共交通機関でマスクなど顔を覆う物の着用義務付け 違反には罰金も

英国のシャップス運輸相は4日、同国でバス、鉄道、航空機、フェリーを利用する際、乗客はマスクなどで顔を覆うことが義務付けられると発表した。6月15日から実施する。新型コロナウイルス感染拡大抑制のための規制が緩和されるにつれ、公共交通機関の利用が増加することが見込まれるため。 英政府はこれまで広範囲なマスク使用など顔を覆うことを強制するのに消極的だったが、シャップス運輸相は、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保つことがより困難な公共交通機関ではこの措置の有効性が明確と説明。 COVID-19(新型コ...

首相側近のロックダウン破りに猛反発、いかにもイギリス的なエリート不信

<自分たちで決めたルールに従わない政治エリートに対して、英国民の怒りが爆発> 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は国によって違った形で表れる。ボリス・ジョンソン英首相の上級顧問ドミニク・カミングスの長距離移動に対する猛反発は、いかにもイギリスらしい現象だった。 カミングスはただの顧問ではない。イギリスのEU離脱をめぐる2016年の国民投票の際には離脱キャンペーンの責任者を務め、昨年からは首相の上級顧問としてブレグジットを実現に導いた。 そんな政権の実力者が今、3月27日にロンドンから約...

イギリス、新型コロナ死者5万人突破 世界で2番目の多さ

ロイターの集計によると、英国で3日、新型コロナウイルス感染症による死者が5万0059人となり、5万人を突破した。欧州では最多で、世界では米国に次いで2番目に多い。 ロイターの集計では、イングランドとウェールズ、北アイルランドの5月22日までの死亡証明書と、スコットランドの5月31日までの死亡証明書で新型コロナに言及しているケースを算入している。 政府が毎日発表する統計と異なり、死亡証明書に基づく数字には感染が疑われるケースも含まれている。 ロイターの集計ではこのほか、5月23日以降にイングランドの病...

首相側近のステイホーム破りに国民の怒りが爆発

ジョンソン英首相の側近のドミニク・カミングス上級顧問がロックダウン(都市封鎖)中の3月下旬に400キロ離れた親戚宅を訪問していたことが発覚。 コロナ禍で我慢を重ねてきた英国民の怒りが爆発している。 5月24日にはカミングスの自宅前に大画面を装備したバンが停車し、ジョンソンが「ステイホーム」を呼び掛けた映像を流して抗議した。 <2020年6月9日号掲載> ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年6月9日号(6月2日発売)は「検証:日本モデル」特集。新型コロナで日本のやり方は正しかったのか? ...

英、新型コロナ治療薬レムデシビルを一部患者に供給へ

英保健省は26日、米製薬ギリアド・サイエンシズとの提携の一環として、同社の感染症治療薬「レムデシビル」を最も効果が望める一部の新型コロナウイルス感染症患者に投与できるよう供給すると明らかにした。 保健省は、世界各地で実施された初期の治験結果でレムデシビル投与で新型ウイルス感染症(COVID-19)からの回復期間が4日短縮することが示されていると指摘。ハンコック保健相は記者会見で「新型ウイルス感染症治療で最大の前進だ」と述べた。 ただ、政府は何人の患者に投与されるかは明らかにしなかった。 レムデシビル...

英、新型コロナウイルス死者数が4万7000人突破 ジョンソン首相への批判広がる

英国で新型コロナウイルス感染症による死者が26日、4万7000人を突破した。 英国立統計局(ONS)によると、イングランドとウェールズの新型コロナ感染症によるとみられる死者数は5月15日時点で4万2173人に達し、それより前の時点でのスコットランド、北アイルランド、および最近のイングランドの病院での死者を加えると合計で4万7343人となった。 英国の新型コロナによる死者数は5万人に近づき、世界各国の中でも際立って多い。 ジョンソン首相は、新型コロナへの対応が不十分との批判に加え、側近であるドミニク・...

英、新型コロナウイルス死者数が4万7000人突破 ジョンソン首相への批判広がる

英国で新型コロナウイルス感染症による死者が26日、4万7000人を突破した。 英国立統計局(ONS)によると、イングランドとウェールズの新型コロナ感染症によるとみられる死者数は5月15日時点で4万2173人に達し、それより前の時点でのスコットランド、北アイルランド、および最近のイングランドの病院での死者を加えると合計で4万7343人となった。 英国の新型コロナによる死者数は5万人に近づき、世界各国の中でも際立って多い。 ジョンソン首相は、新型コロナへの対応が不十分との批判に加え、側近であるドミニク・...

ノーベル賞受賞者が都市封鎖に異を唱える

<ノーベル化学賞を受賞した生物物理学者マイケル・レヴィッド教授は、「実際の疫学を誤ってモデル化している」と英国での都市封鎖に異を唱えている......> 英国では、国民や企業の活動を強制的に制限する「都市封鎖(ロックダウン)」を2020年3月18日から実施しているが、新型コロナウイルスの感染はいまだに広がっており、5月25日時点の感染者数は約26万人、死亡者数は約3万7000人にのぼっている。 「都市封鎖は、むしろ多くの死亡者を出す結果を招いている」 英国政府に都市封鎖の実施を進言したのは、英インペ...

英首相ジョンソン、6月に小売店の営業順次再開を発表 死者数はなお3桁台で増加

英国のジョンソン首相は25日、新型コロナウイルス感染拡大抑制策を段階的に解除し、安全基準の下で6月1日から百貨店やショッピングモールなどの営業を順次再開すると明らかにした。 計画によると、ガイドラインに従って6月1日から屋外マーケットのほか、自動車ショールームなどの営業を再開。6月15日からその他の全ての小売店も営業を再開する。 ジョンソン首相は「これらは英国の再建に向けた慎重な措置」とし、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)などの規則に従えば、安全に買い物ができると確信してほしいと述べ...

「イギリスが香港のために立ち上がらないことこそ危機」パッテン元総督

<香港への統制を強化する「国家安全法」をパッテン元総督が強く懸念> 中国政府が香港の統制を強化する「国家安全法」の制定に向けて動き出した。これを受けてイギリス統治時代の香港で最後の総督を務めたクリス・パッテンは中国を強く批判するとともに、香港の自治を守るためにさらなる行動を起こすようイギリス政府に求めた。 「中国は(香港や国際社会を)欺いている。物事を自分たちの都合に無理やり合わせようとし、それを指摘されると、『戦狼』外交官たちがいじめと恫喝を用いて相手を黙らせようとする」とパッテンは英タイムズ紙と...