「イギリス」の記事一覧

動画サイトの視聴で広がる集団疾患、世界の若年層で報告相次ぐ

<ネット上の動画を再生した一部の若者たちが、昨年から身体の不規則な動きや意図しない奇声などに悩まされるようになった> 一部の動画を視聴した若者たちのあいだで、意思に反して突発的に顔を歪めたり汚言を吐いたりするなどの行動が見られるようになっている。昨年ごろから症例が急増し、世界各国で症例の報告が相次ぐ。トゥレット症と呼ばれる既存の症状によく似ているが、伝播のパターンと発現のメカニズムが異なることから、一部研究者たちは新たな症状だと位置付けている。 一例としてイギリスでは、ある日から14歳少女の身体が散...

英・音楽フェスで4700人が感染、デルタ株亜種「フェスティバル株」が発生?

<イングランド南西部で行われた音楽フェスティバルが、世界屈指の「スーパースプレッダー・イベント」となっていたことが明らかになった。このイベントからデルタ株の亜種も見つかっている> 5万人以上参加のイベント後、若年層でコロナ拡大 英国では、2020年の音楽フェスティバルは新型コロナウイルスでほとんどがキャンセルになったが、今年は8月に大規模なものがいくつか開催された。なかでも、イングランド南西部で行われたものが、世界屈指の「スーパースプレッダー・イベント」となっていたことが明らかになった。このイベント...

330匹の猫が不審死…原因はペットフードか 重症猫は犬から輸血も 英

<今年5月ごろからイギリス各地で猫たちの衰弱と不審な死が相次いで報告が目立ちはじめ、症例は報告された数だけで520例を数えるようになった。原因として疑われているのがキャットフードだ> イギリスで5月以降、ペットとして飼われている猫たちの衰弱と不審な死が相次いで報告され、共通して特定のペットフードを食べていたことがわかった。 症状を発症した猫の多くは、「猫汎血球減少症」と診断されている。ウイルス性の感染症であり、感染すると数日の潜伏期間を経て赤血球・白血球・血小板の数が急速に減少する。初期の症状として...

イギリスが受け入れる香港からの脱出者に、中国スパイが紛れ込んでいる

<中国による香港弾圧への「対抗措置」として開かれた渡英への道が、中国に悪用される日> 香港からイギリスへの移住申請者の中に、中国スパイが紛れ込んでいる――英タイムズ紙は8月9日、英政府関係者のコメントとして、英政府がその存在を「認識している」と報じた。中国が香港の民主活動家への弾圧を強めるなか、イギリスは香港を脱出する移住希望者に特別ビザを発行している。このビザ申請者の中に、反体制派に成り済ました中国の工作員が紛れ込んでいるというのだ。 中国は2020年6月、反体制的な言論を封じる国家安全維持法(国...

レイプドラッグの恐るべき「効果」を示す映像、被害女性の母親が公開

<ナイトクラブで薬物が混入された飲み物を飲まされたとみられる18歳の女性。「何かに憑かれた」ような衝撃的な姿を母親が公開> 英国エセックス州に住むある母親が、衝撃的な動画を共有した。18歳になる娘が初めて行ったナイトクラブで、飲み物に何かを混入され、「何かに憑かれた」かのように見える内容だ。「レイプドラッグ」と呼ばれる薬物を飲まされたと見られ、その恐ろしい姿を見てもらうことで、被害に遭う女性を少しでも減らしたいと考えたのだという。 地元メディア「ユア・サウスエンド」によれば、エセックス州サウスエンド...

「反マスク派」ポスターを剥がした女性、仕込まれていたカミソリで負傷

<英カーディフの街角に貼られた「マスクには効果がない」と書かれたビラは、直接的にも間接的にも人を傷付けるものだった> イギリス南西部ウェールズ最大の都市カーディフ在住の女性が、「マスクには効果がない」と書かれた掲示物が貼られているのを見付け、それを剥がそうとしたところ、後ろに仕込まれていたカミソリの刃で手を切るケガを負う事件があった。 イギリスのITVニュースによると、「レイラ」という名だけが伝えられているこの女性は、7月27日、カーディフの街頭に貼られていた「マスクには効果がない」と書かれたビラを発見したという。 レイラはBBCの取材に対し、カーディフのカウブリッジ・ロード・イースト近くで、「反コロナのひどいデマを主張する」掲示物の存在に気づき、何か別のものに張り替えようと考えたという。 実は彼女はステッカーを制作するアーティストであり、自身がステッカーを作る理由の1つとして、「デマがはびこる風潮と戦うこと」を挙げているという。 マスクに意味がないと主張する掲示物を「何かもっと良いもの」に置き換えようとした際、レイラはその掲示物の後ろに留められていたカミソリの刃で手を切り、「長く深い切り傷」を負った。「信じられない気持ち」になったと、彼女は語っている。その後、彼女はすぐに医療機関で処置を受けたという。 「掲示物の裏にカミソリの刃が仕込んである、なんていうのは都市伝説だと思っていた。自分の身に実際にこんなことが起きるなんて信じられなかった」とレイラは言う。 投稿をでっち上げと決めつける人も この一件ののち、レイラはソーシャルメディアに、自身の手と掲示物を撮った複数の写真を掲載。この掲示物には「マスクには効果がない」という言葉のほかにも、「マスク:恐怖をあおり、『パンデミック』なるものを長引かせる、視覚に訴える小道具」との一文があった。 レイラはBBCに対し、ケガをした自身の手と掲示物の写真を投稿したところ、非常に幅広い、さまざまな反響があったと語った。手のケガが早く治るよう、祈る言葉をかけてくれた人がいた一方で、「いい気味だ――そのカミソリの刃を口に突っ込めば良かったんだ」といった言葉を投げつける人や、この投稿をでっち上げだと決めつける人もいたという。 「何か主張したいことがあって、それを掲示物に記すというなら、私はそういう人を止めるつもりはない。だが、誰かにケガを負わせるようなやり方はやめて欲しい」と、レイラは語る。「(掲示物に触るのが)子供だったかもしれない」 ===== イギリスでは現在、屋外の大半の場所ではマスクの着用は義務づけられていない。ただし、マスクが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大緩和に役立つことは、多数の科学的研究で示されている。 レイラはITVニュースの取材に対し、自身がすでに2度、新型コロナウイルス感染症に感染しており、その経験から「マスクに効果はない」と書かれた掲示物を撤去しなければという思いに駆られたと語った。 「『コロナはインフルエンザと同じ』といったデマ情報を数多く目にするが、それは完全に誤りだ」とレイラはITVに語った。「こうした内容のポスターやステッカーが広まれば、より多くの人が新型コロナウイルスに感染する事態を招いてしまう」 ITVの報道によると、レイラは事件が起きてまもなく、南ウェールズ警察本部にこの一件を通報したという。同警察本部の広報官は、この事件を認識しているとして、この件について何か知っている人がいれば申し出て欲しいと情報提供を呼びかけた。 (翻訳:ガリレオ) ===== <【写真】レイラが剥がした実際のビラと、カミソリの刃の写真> CW:// bloodI'd love to know, which fuckwit decides to put razor blades behind stickers?Pulled this anti mask bullshit down on Canton high street, and absolutely mulched my hand.Thankfully, it's fixed now, but ouch! pic.twitter.com/K7uymohHhq— N3KOcardiff! - making the world nicer! (@N3KOcardiff) July 27, 2021

英海軍、インド太平洋に哨戒艦を恒久展開させる「胸算用」

<日本との軍事的関係は「過去1世紀で最も緊密」とウォレス英防衛相> 英海軍は2隻の哨戒艦を年内にインド太平洋地域に派遣して恒久的に展開する──日本を訪れたウォレス英防衛相は7月20日、岸防衛相との会談でそう表明し、地域への関与を深める姿勢を強調した。 さらに、最新鋭空母クイーン・エリザベスを中核とする海軍空母の打撃群が9月に日本を訪れ、横須賀など国内数カ所の米軍と自衛隊基地に寄港する計画も確認。ウォレスは共同記者会見で、両国が「過去1世紀で最も緊密」な軍事的関係を築いていると語った。 中国の脅威が高...

「競技用ショーツが短すぎて不適切」英パラ代表選手、審判の指摘に絶句

<「願わくば、東京でも着用したい」とオリビア・ブリーンは語る> 東京パラリンピックに陸上競技で出場予定の英代表選手オリビア・ブリーンは、日曜に走り幅跳びで出場した英国選手権で、競技用のショーツが「短すぎて不適切」として女性審判から指摘された。 これに対してブリーンは、「言葉を失った」と振り返っている。 脳性麻痺を患う24歳のブリーンは、2012年のロンドンパラリンピックの100メートル走で銅メダルを獲得。15年と17年の世界パラ陸上競技選手権では、100メートル走と走り幅跳びでそれぞれ金メダルを獲得...

「北京五輪を容認すれば、ヒトラーに譲歩したときと同じ禍根を招く」英与党重鎮がボイコットを訴え

<かつて対独宥和政策がナチスドイツの台頭と第二次大戦を招いた過ちを繰り返してはならない> イギリスの与党・保守党の元党首が、2022年に開催される北京冬季五輪に政府代表を派遣しない「外交的ボイコット」を呼びかけた。中国当局のウイグル族に対するジェノサイド(民族大量虐殺)を非難する一方で、中国のオリンピック開催を容認するのは「ヒトラーに対する宥和」にも等しい行為だというのだ。 英議会で北京冬季五輪の外交ボイコットの声があがり始めたのは、7月初め。英議会の委員会は、ウイグル族イスラム教徒に対する「迫害を...

ロックダウン解除のイギリス、変異株で20万人感染予測 マスク義務も民間任せに

<人口の半数以上が完全なワクチン接種を済ませたイギリスだが、新型コロナの感染が爆発している。そうした中、積極的な経済再開政策を打ち出している...> 感染者数が増加の一途をたどるイギリスは19日、イングランドのロックダウン解除に踏み切る。リモートワークの推奨が打ち切られるほか、ナイトクラブなどの営業が可能となる。これまで屋内の公共の場において着用が義務づけられてきたマスクは、引き続き着用が推奨されるものの法的規制は廃止し、店舗や交通機関に指針づくりを委ねる。 変異株の影響を受けるイギリスは現在、世界...