「イタリア」の記事一覧

イタリア、コロナ感染再拡大 ジムや映画館は閉鎖、飲食店の営業制限など規制強化 

イタリア政府は25日、新型コロナウイルスの感染が再び急拡大していることを受け、感染予防のための行動規制を強化した。飲食店の営業を午後6時までに制限するほか、スポーツジムや映画館などを閉鎖する。 国内の新規感染者は25日、2万1273人と過去最多を記録。死者は128人だった。 コンテ首相は記者会見で、公衆衛生と経済の双方を守るための措置だと説明。向こう数週間に感染状況をコントロールできれば、穏やかなクリスマスを迎えられると述べ、協力を訴えた。 「行動規制を守って今月しっかり頑張れば、12月には再び安心...

イタリア政府、ファーウェイと国内通信企業との5G機器供給契約を阻止

イタリア政府が、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]とイタリア通信会社ファストウェブとの次世代通信規格「5G」コアネットワーク向け製品供給契約を阻止したことが、関係者2人の話で分かった。 関係者によると、イタリア政府は22日の閣議で特別拒否権の行使を決定。5Gコアネットワークを巡るファーウェイとの契約を拒否するのは初めてで、政府はファストウェブに対し「部品業者の多様化を求めた」という。 首相官邸の関係者によると、政府はファーウェイによる5Gコアネットワーク製品供給の是非につい...

欧州、感染第2波深刻に スペインで外出禁止令検討、伊は地域別で制限措置

新型コロナウイルスの感染拡大抑制に向け、スペインでは感染拡大が深刻なマドリードなど一部地域で夜間外出禁止令を含む新たな制限措置が検討されているほか、イタリアの一部地域では独自の制限措置を導入し始めている。スペインの新型コロナ感染者数は累計98万8322人に達し、今週にも100万人を突破する可能性がある。死者は累計3万4210人。スペインのイラ保健相は記者団に対し「非常に厳しい冬季を迎える。感染第2波はもはや脅威ではなく、欧州全体の現実だ」と述べた。イラ保健相によると、マドリードなどでの外出禁止令には...

イタリア、コロナ第2波で非常事態宣言を21年1月末まで延長 感染再拡大受けマスク義務化

イタリアは7日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、非常事態宣言の期限を来年1月31日まで延長した。同時に全国レベルで屋外でのマスク着用を義務付け、感染拡大抑制を強化する。 非常事態宣言は今月半ばで期限を迎えるはずだった。同宣言の下、中央政府の意思決定の権限が強化され、決定のプロセスも加速化される。 屋外でのマスク着用は首都ローマのほか、ラツィオ州など一部地域ですでに義務化されている。政府当局者によると、全国レベルでのマスク着用義務化は8日付で施行される見通し。 イタリアでは3月から5月にかけて厳...

イタリア、国民投票で議員数3分の1削減が決定「報酬高過ぎ」

<議員の報酬は月額約1万1773ドルでイギリスの国会議員の1.5倍以上> イタリア国会議員の定数大幅削減の是非を問う国民投票が9月20~21日に行われ、70%の賛成を得て上下両院の議員数3分の1の削減が決定した。議席は下院が630から400に、上院は315から200に削減され、2023年の次回選挙から適用される。 議員定数の削減は中道左派の与党・民主党と連立を組むポピュリスト政党「五つ星運動」が推し進めた。支持者らは、イタリアの議員の報酬は高過ぎ、経費を使い過ぎ、仕事量は少な過ぎると主張する。議員報...

ファッション業界でも人種差別へボイコット 黒人デザイナー、イタリアの人種差別に挑む

両親がハイチ系とイタリア人の著名ファッションデザイナー、ステラ・ジーンさん(41)はこのほど、業界の人種差別に抗議し、今月開かれる「ミラノ・ファッション・ウイーク」への参加を辞退した。トムソン・ロイター財団のインタビューで彼女は、イタリアのファッション業界で人種差別の話題がタブーになっているのを最近目の当たりにしたと語った。 ジーンさんは著名デザイナー、ジョルジオ・アルマーニさんに重用された元モデルで、イタリアの権威あるファッション評議会に黒人として初めて起用された。「ステラジーン」ブランドは明るい...

新型コロナウイルス、昨年12月半ばにはイタリア・ミラノに=下水調査

イタリア国立衛生研究所が実施した下水の調査から、北部都市ミラノとトリノで昨年12月半ばに新型コロナウイルスが存在していたことが示された。 調査では、2019年10月から今年2月にかけてイタリア北部の汚水処理施設から採取した40のサンプルを分析。ミラノとトリノのサンプルからは12月18日時点でウイルスの痕跡が確認され、中国が12月31日に初の新型コロナ感染を報告する前にイタリア北部でウイルス感染が始まっていた可能性を改めて裏付けた。 ボローニャのサンプルからは今年1月にウイルスの痕跡が見つかった。10...

3万人死亡のイタリアが欧州で真っ先に国境開放した切実な理由

<国境封鎖を解除し、主要3都市の空港では国際便の発着が再開。14日間の隔離制限も撤廃された。慎重な周辺諸国と比べ、時期尚早との批判もあるが...> 新型コロナウイルスの大流行によって3万人以上の死者が出ているイタリアが、早くも経済活動の再開に本腰を入れ始めた。 5月18日の商店・飲食店の営業再開に続き、6月3日にはコロナ危機下の欧州で初めて国境封鎖を完全に解除。ローマ、ミラノなど主要3都市の空港で国際便の発着が可能になり、欧州からの入国者については14日間の隔離制限も撤廃された。また、国内の移動制限...

「息ができない!」黒人暴行死への抗議、イタリアにも飛び火

ジョージ・フロイドの死に対する抗議は5月28日、イタリアにも飛び火した。 ミラノとローマでは、それぞれアメリカの領事館と大使館前に人々が集結。 「ジョージ・フロイドに正義を」などのメッセージを掲げ、警官に首を押さえられたフロイドが発した「息ができない」の言葉を書いたマスクを着用して、フロイドへの連帯を示す人の姿も見られた。 <2020年6月16日号掲載> ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年6月16日号(6月9日発売)は「米中新冷戦2020」特集。新型コロナと香港問題で我慢の限界を超え...

イタリア著名医師ら「新型コロナは威力失った」 政府は同意せず「国民は最大の警戒を維持を」

イタリア・ミラノにあるサンラファエーレ病院の病院長は31日、現地のテレビ番組で、新型コロナウイルスは威力を失い、致死力が大幅に低下しているとの見解を示した。 アルベルト・ザングリロ氏は国営イタリア放送協会(RAI)の番組で「臨床的な観点では、新型コロナウイルスはイタリアでもはや存在しない」と強調。「過去10日間に綿棒で採取された検体はウイルスの量が1─2カ月前に比べて極めて少ないことが示された」と述べた。 イタリアの新型コロナウイルス感染症による死者数は3万3415人と、世界で3番目に多い。感染者数...