「イラン」の記事一覧

「イランとロシアが米大統領選介入を試み」 米情報機関トップが緊急発表

トクリフ米国家情報長官は21日、ロシアとイランが今年の米大統領選への介入を試みたとの見解を示した。 長官は急きょ開いた記者会見で、「一部の有権者登録情報をイランとロシアが別々に入手したと確認した」と述べた。会見には米連邦捜査局(FBI)のレイ長官も同席した。 米国の有権者登録情報は大半が公開されている。ラトクリフ氏は、「イランが有権者を怖がらせ、社会的混乱をあおり、トランプ大統領にダメージを与えるためのなりすましメールを送っている」ことが米当局によって既に確認されたと続けた。 大統領選まで残り2週間...

イラン、新型コロナ感染・死者数が記録的水準 テヘランの学校・図書館・モスクを閉鎖

イラン保健省は5日、同国の新型コロナウイルス感染者数と死者数が記録的高水準に達しており、ほぼ全土が最大警戒レベルの「赤」の状態にあると明らかにした。対策チームのメンバーの1人は、国民が規則を軽視すれば野外病院が必要になる可能性があると警告した。 保険証のラリ報道官は国営テレビに対し、警戒レベルは31州中26州が最も警戒すべき「赤」、4州が2番目の「オレンジ」だと述べた 報道官によると、過去24時間に確認された新規感染者数は過去最大の3902人、累計では47万5674人。 過去24時間に確認された死者...

ナゴルノ・カラバフ紛争はなぜ一大事か

<アゼルバイジャンとアルメニアの領土をめぐる地域紛争は、拡大すればロシア、トルコ、イラン、アメリカを巻き込む地雷原だ> アゼルバイジャン西部の山岳地帯ナゴルノ・カラバフで9月27日、紛争が再熱した。激しい戦闘で死者はすでに100人にのぼっている。この地域の支配権を争うアゼルバイジャンとアルメニアの対立は数十年前からくすぶり続け、断続的に起きる武力衝突や暴力的な事件で多数の犠牲者が出ている。 ナゴルノ・カラバフ地域は国際的にはアゼルバイジャンの一部として認められているが、居住者の多数を占めるアルメニア...

イランを追い込むトランプ式の和平「包囲網」

<UAEに続きバーレーンもイスラエルと国交を樹立――核心的利益を守る「自然の要塞」に亀裂が入り、戦略的奥行きを失うイランが暴発する日> イスラエル、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンが国交正常化の合意文書に署名する式典は9月15日にホワイトハウスで行われたが、世界が「歴史的瞬間」を目の当たりにしたのはこれに先立つ8月13日──ドナルド・トランプ米大統領がUAEとイスラエルの国交正常化を取り決めた「アブラハム合意」成立を発表したときである。 新たにバーレーンも加わったこの合意は、大統領選を控えたト...

「ロシア・中国・イラン関与のハッカーがトランプ・バイデン両陣営を攻撃」マイクロソフトが指摘

米マイクロソフトは10日、ロシア、中国、イランとつながりのあるハッカーが、11月の米大統領選の候補であるトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領の両陣営関係者らを標的にしていると指摘した。 ロイターは9日、マイクロソフトがバイデン陣営の助言会社SKDKニッカーボッカーに対し、ロシアのハッカー集団の標的になっていたと警告したと報じた。 マイクロソフトの顧客セキュリティー担当バイスプレジデント、トム・バート氏は10日、ロシアの軍事情報機関とつながりのある「ファンシーベア」と呼ばれるハッカー集団が過去1...

IAEA、イランの核関連施設を査察 ウラン貯蔵量増加

国際原子力機関(IAEA)はイランとの先週の合意の下、核物質が保管されている疑いがある2施設のうち1つを査察した。また別の報告書で、イランの低濃縮ウラン貯蔵量がさらに増加したと明らかにした。ロイターが4日、IAEAの2つの報告書を入手した。 IAEAは、査察した施設で核物質を検出するため環境試料を採取したという。報告書は、もう1つの施設について「環境試料採取のため2020年9月中に査察する。日程はイランと合意済み」とした。 別の報告書によると、イランの低濃縮ウラン貯蔵量は直近の四半期に534キロ増え...

外国製SNSの全面禁止を狙うイラン ただし政権有力者は対象外

<選挙不正や反政府派弾圧、経済悪化に対する国民の抗議活動を抑え込みたいとの意図が背景に> 国内のインターネット管理をイラン革命防衛隊などで構成される政権中枢の委員会に一任する──イラン国会議員40人が、そんな法案を提出した。法案には、外国製メッセージアプリを禁止し、監視が容易な国産に置き換えることも盛り込まれている。違反には最高で2年の懲役か1900ドル相当の罰金が科される。 背景には、選挙不正や反政府派弾圧、経済悪化などに対する抗議活動を抑え込みたいとの意図がある。8月には南部の油田で、劣悪な労働...

国連安保理議長、米国のイラン制裁復活手続きに否定的

イランが核合意に違反しているとして、米政府が国連制裁の全面復活に向けた手続きを開始したことについて、国連安全保障理事会の議長国を務めるインドネシアは25日、制裁の復活に否定的な考えを示した。 インドネシアのジャニ国連大使は、理事国15カ国中13カ国が反対しているとした上で、「さらなる措置を講じる立場にない」と表明した。 今後、制裁復活手続きが終了するかどうかは不明。 米国のクラフト国連大使は「制裁復活への支持が限られようとも、トランプ政権に恐れはない。ただ、他の理事国が血迷ってテロリスト国への支持に...

撃墜されたウクライナ機、被弾後も操縦士は「19秒間」生きていた

<イランのミサイル誤射一発目では全滅を免れたが、二発目が止めを刺したらしいことがブラックボックスの解析でわかった> イランで1月、ウクライナの旅客機がミサイルの誤射で撃墜された事件をめぐり、イランの航空当局は23日、記者会見を行い、ブラックボックスから回収されたデータに「最長19秒」の操縦室内の会話が含まれていたと明らかにした。2基目のミサイルがウクライナ機に命中したのは1基目の25秒後だったという。 ウクライナ機は離陸直後に撃墜され、乗員乗客176人全員が死亡した。当初は技術的な問題で墜落した可能...

イランがミサイルを公開、巡航ミサイルの射程1000キロ ソレイマニ司令官の名を冠した弾道ミサイルも

イランは20日、弾道ミサイルと新型の巡航ミサイルを公開した。ハタミ国防軍需相はテレビ演説で、弾道ミサイルの射程距離は1400キロメートル、巡航ミサイルは1000キロと説明した。 国営テレビは「最新の巡航ミサイルによりイランの抑止力は一段と強化される」と伝えた。 弾道ミサイルは1月の米軍による空爆で死亡したイラン革命防衛隊の精鋭部隊「コッズ部隊」のカセム・ソレイマニ司令官の名前が、巡航ミサイルには同じく死亡したイラクのイスラム教シーア派武装組織のアブ・マフディ・アル・ムハンディス副司令官の名前が付けら...