「インド」の記事一覧

インドの「スーパースプレッダーイベント」、虚偽のコロナ検査記録10万件発覚

<スーパースプレッダーイベントとも呼ばれた4月の宗教行事で、偽のコロナ検査記録が10万件計上されていたことがこのほど発覚した> ガンジス川にヒンズー教の巡礼者が集結するクンブメーラは、世界最大規模の宗教行事だ。ガンジス川流域の複数の候補地でそれぞれ12年ごとに開催されるこの大祭には、数千万人ともいわれる信徒たちが押し寄せる。ガンジス川に沐浴して罪を清めるほか、一部は過密なテント村で寝泊まりを続ける。 パンデミック最中の今年も、例年より規模は控えめになったとはいえ、本年の会場となった北部ウッタラカンド...

病院がICUを放棄? 無人の部屋に死体のみ、訪ねた親族が発見 インド

<訝しむ親族が私立病院のICUを訪ねると、医師も看護師もそこにはなく、遺体だけが残されていた> 現場となったのは、首都ニューデリー近郊に位置する私立病院のクリッティ・ホスピタルだ。スタッフのいない無人状態のICU(集中治療室)内部で患者たちが絶命しており、この様子を収めた動画がインドを中心にSNSで拡散した。 動画は院内のICU前の通路で撮影されたもので、怒りに燃える親族たちの様子を確認できる。患者の親族たちがICUに詰め掛けるが、扉は固く施錠されている。ガラス越しに室内を覗くと、なかには医者の姿も...

SNSで売られるインドのコロナ孤児たち 児童売買・性的虐待が流行か

<コロナで親を亡くした孤児がインドで多数発生し、SNSで違法な児童取引が横行している> 新型コロナウイルスが猛威を振るうインドでは、日々4000人前後の人々が命を落としている。このなかには子を持つ親も含まれており、コロナで身寄りをなくした孤児が日々多数発生している状態だ。 この混乱に乗じ、TwitterやWhatsAppなどで違法な児童取引を持ちかける例が相次いでいる。WhatsApp上で頻繁に送信されているあるメッセージは、「養子縁組を待っている女の子が2人いて、一人は生後3日、もう一人は生後6ヶ...

「ワクチン怖い」インドの村で200人が脱走、川に飛び込む

<新型コロナウイルスの危機が続くインドで新たな問題が。ワクチンを恐れる傾向が強い農村部に感染が急拡大しているのだ> 新型コロナウイルスの感染第2波が都市部から農村部に急拡大するインドで、「ワクチンは毒」と信じる多数の村人たちが、接種を逃れようと家から逃げ出す事件が起きた。 インド北部ウッタル・プラデーシュ州の農村地帯、バーラーバンキー県にあるシソーダ村で5月22日、医療チームがワクチンの集団接種のため村に到着すると、住民約200名が自宅から逃げ出した。 タイムズ・オブ・インディアによれば、副県政務官...

インドの感染爆発は5G実験のせい?──政府は打ち消しに躍起

<第一波は抑え込んだのに第二波は手に負えなくなっている理由について、インドではさまざまな陰謀論が猛威を奮るう> 新型コロナウイルスの感染爆発で連日多数の死者が出ているインドで、通信IT省通信局(DOT)が市民に向けて緊急メッセージを発した。 第5世代(5G)通信の電磁波と新型コロナ感染には何の関連もない、という内容だ。そもそもインドでは、5Gの実証実験は行われていないと、ご丁寧にも請け合った。 インドでは第2波の感染拡大が始まって以来、SNS上で新型コロナに関する様々なデマや陰謀論が拡散されている。...

インドのコロナ地獄を招いた張本人モディの、償われることのない重罪

<感染爆発で死者急増のインド、その「戦犯」は過信から備えを怠ってきたモディ首相。ただし彼は国民の悲劇を自らの利益に変えかねない> わが国は「新型コロナウイルスを効果的に抑え込み、人類を巨大な災禍から」救った──。インドのナレンドラ・モディ首相がオンライン会合のダボス・アジェンダ(世界経済フォーラム)で、そう高らかに宣言したのは今年1月28日だ。 それから3カ月。気が付けばインドは世界最悪の感染地となり、医療崩壊が現実となった。首都ニューデリーでは医療用酸素が不足し死亡する患者が続出。最先端の設備を備...

インドで新型コロナ患者が、真菌感染症(ムコール症)にかかる症例が増加

<インドでは、新型コロナから回復した患者が真菌感染症「ムコール症」に罹患する症例もみられ、適切に治療しなければ死に至るおそれもある...... > インドでは、新型コロナウイルスの感染拡大により、2021年5月11日時点の1日の感染者数が約33万人、死亡者数が3800人以上と、依然として深刻な状況が続いている。 新型コロナウイルス感染症から回復した患者が真菌感染症「ムコール症」に罹患する症例もみられ、インド医学研究評議会(ICMR)は「適切に治療しなければ死に至るおそれもある」と警鐘を鳴らしている。...

インドの空港倉庫に国際支援物資置き去り 「どこに配られるか誰も把握していない」

<国際社会からインドに支援物資が続々と到着するも、その大半は必要とする人々に届いていない......> 新型コロナが猛威を振るうインドでは、1日あたりの新規感染者数が40万人に達した。母数の人口が異なるとはいえ、単純に感染者数で比較すれば日本の60倍、アメリカの10倍ほどの規模に上る。感染が確認された人の割合はインド全体で3人に1人、状況が深刻な南西部ゴア州では2人に1人という極めて高い水準になっている。 治療に必要な物資が圧倒的に不足しており、家族らは知人のつてや非正規の取引などを通じ、酸素ボンベ...

酸素がブラックマーケット流出、治療薬転売の医療関係者も:インド

<感染者数が高止まりするインドで、貴重な酸素ボンベと医薬品がブラックマーケットに流出。通常の数倍から10倍の価格で取引されている> 新型コロナが猛威を振るうインドで、ブラックマーケットでの取引が後を絶たない。重症者の生命維持の要となる酸素ボンベと医薬品などが非正規のルートで取引され、毎日のように逮捕者が報じられている。 現地では医療が逼迫し、入院できない重症者が増加している。家庭での待機を余儀なくされた患者の家族たちは、愛する者の生命を救うべく、酸素の確保に奔走する。善意を尽くす医療関係者がいる一方...

コロナ張本人、「中国点火vsインド点火」の罪と罰

5月1日、中共中央政法委員会ウェイボーに中国の宇宙ロケット発射とインドのコロナ犠牲者葬儀の点火の写真が並べて掲載された。あまりの非人道性に中国国内からも非難が殺到。そこには中国の驕りともろさがある。 「中国の宇宙ロケット発射点火礼賛」vs.「インドのコロナ犠牲者火葬点火嘲笑」 中国ではメーデーの日として祝福される5月1日、中国共産党中央委員会(中共中央)政法委員会が管轄する新聞ウェブサイト「長安網」のウェイボー(微博、weibo、中国版ツイッター)に「中国点火vs.印度点火」というタイトルで以下のよ...