「エンターテインメント」の記事一覧

ドラマ版『スノーピアサー』にスタート早々の黄信号

<危機を生き延びても前途は多難ーー「安っぽさ」でタイムリーなテーマが台無しに> 軽率な富裕層のせいで大惨事に見舞われた地球。狭い空間に閉じ込められたひと握りの生存者。富裕層は優雅な生活を続けるため、平気で貧困層を犠牲にする......。 米ケーブルテレビ局TNTの新番組『スノーピアサー』は、今の時代にぴったりのドラマ。生存者を乗せた豪華列車「スノーピアサー」は、凍り付いた地球を永遠に周回し続ける。だがドラマのほうは、出発前から脱線している。 製作過程のごたごたも一因かもしれない。パイロット版の脚本・...

韓国、アイドルファンも抗議デモ 愛すればこそ、裏切られた怒りは激烈

<デモというと政治の世界の話と考えがちだが、K-POPファンの世界でもデモはたびたび行われている> 韓国は政治などからも見てわかるように、世論が強いイメージがあるが、その風潮は韓国アイドルファンたちの間でも見られる。事務所やレコード会社に意見をぶつけるファンたちを見ていると、日本と韓国ではアイドルとファンとの距離に違いがあるように感じられる。 例えば、ソウルの地下鉄を歩いていると、アイドルの写真と「誕生日おめでとう」のメッセージが書かれた看板を目にすることがある。これはファンたちがお金を出し合って、...

NEWS手越祐也「活動自粛」に見るジャニーズ事務所の危機管理能力

5月26日午後のワイドショーは、緊急事態宣言が解除された新型コロナウイルスの話題を差し置いて、各番組が「手越祐也 活動自粛」をトップニュースで報じました。 ネット上にもSNSやニュースのコメント欄に批判的な声が殺到。「自粛ではなく退所にしてほしい」「今までが甘やかしすぎで自業自得」「これでも反省しないだろう」「まだまだ余罪が出てきそう」などの批判ばかりで、擁護の声がほぼ見られませんでした。この事実にこれまで積み重ねてきた不信感が垣間見えます。 これまで手越さんは週刊誌にお酒や女性絡みの記事を繰り返し...

過激演出で話題のドラマ、子役2人が問題行動で炎上 背景には韓国の国民性も?

<日本やアジアはもとよりNetflixなどで世界へ広がる韓流ドラマ。それだけに慢心をもつ若い俳優も> 5月16日、さまざまな話題を呼んだ韓国ドラマ『夫婦の世界』。第1話は6.3%とごく普通の視聴率だったが、回を重ねるににつれ話題を呼び、最終回は28.4%(瞬間最高視聴率31.7%)と、同じケーブル局JTBCで一昨年放送され社会的な現象を呼んだ『SKYキャッスル』の記録を抜き去り、非地上波歴代最高視聴率を更新。JTBCとしても史上初となる7週連続視聴率新記録更新を打ち立てて幕を閉じた。 このドラマ『夫...

東京ディズニーランド・ディズニーシー休園延長 一時帰休など実施

オリエンタルランドは8日、新型コロナウイルス感染状況や政府・自治体からの要請などを受け、東京ディズニーランド・シーの臨時休園期間を延長すると発表した。 4月9日時点の発表では再開時期を5月中旬に判断するとしていたが、緊急事態宣言の延長に伴い、政府・自治体の休業要請が解かれた段階で再開時期を判断し、改めて通知することに決めた。 また、両パークの臨時休園が続いていることを踏まえ、雇用維持施策の一環として、社員・嘱託社員など約5400人を対象に5月18日からパーク再開まで一時帰休を実施する。 役員報酬につ...

ハリウッドとエンタメ業界を直撃した最悪のコロナ危機

<全米の映画館の80%以上が閉鎖、新作映画のスケジュールもメチャクチャに> 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ドナルド・トランプ米大統領が国家非常事態を宣言したのは3月13日。アメリカのエンターテインメント業界では、その直後から状況が急激に悪化した。 例えば当日の朝、CBSの人気長寿番組『ジャッジ・ジュディ』の撮影現場では「ミニ暴動」が発生した。同社幹部が従業員に自宅待機を求めるメールを送っていたにもかかわらず、プロデューサーが出社を要求したためだ。 「誰もが怒鳴り合っていた」と、騒動を目撃した...

新型コロナ時代に殴り込み、短編動画サブスク「クイビ」って何だ!?

<映画界の重鎮らが挫折を乗り越えて再挑戦する、新たなストリーミングサービスの品質はハリウッド級> 今年2月のスーパーボウルで、カンザスシティー・チーフスがサンフランシスコ・フォーティーナイナーズに大逆転勝利した試合でのこと。テレビ中継では、銀行強盗一味の運転手がスマートフォンで「クイビ(Quibi)」に夢中になるあまり車を発進させず、強盗らが大慌てになるというコマーシャルが流れた。アメリカ中のお茶の間やスポーツバーからこんな声が聞こえてくるようだった。「クイビって何だ!?」 クイビは月額4.99ドル...

元KARAク・ハラ、死後に噴き出した韓国の闇──遺産争い・N番部屋・女性嫌悪

<K-POPの女性アイドルとして活躍した女性の周囲にはさまざまな韓国社会の闇が広がっていた> 昨年11月24日、元KARAのメンバー、ク・ハラが自ら命を絶ったという衝撃のニュースが駆けめぐった。あれからもうすぐ5カ月が経とうとしているが、彼女の死は今もなお韓国社会では様々な社会的イシューを投げかけ続けている。 ここ数週間で「ク・ハラ法」という言葉をよく目にするようになった。これは、ク・ハラの実兄が呼びかけ成立させようとしている法案である。 彼によると、ク・ハラの母親はハラ9歳、兄11歳の時に家を出て...