「オーストラリア」の記事一覧

豪グレートバリアリーフで高さ500メートルの巨大なサンゴ礁が見つかる

<オーストラリア北東岸のサンゴ礁地帯「グレートバリアリーフ」で、500メートル超の巨大なサンゴ礁が見つかった...... > オーストラリア北東岸に広がる世界最大のサンゴ礁地帯「グレートバリアリーフ」で、東京タワーや米ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディングよりも高い、500メートル超の巨大なサンゴ礁が見つかった。基底部は1.5キロにわたり、頭頂部は海面から深さ40メートルの位置にある。 19世紀後半以来の発見 米シュミット海洋研究所は、1年にわたるオーストラリア周辺海域の調査プロジェクトの...

日米豪印「クアッド」に走る亀裂──多国間連携で「反中国」より大事なこと

<アメリカとインドでは与党が民主主義の制約に反発し、利益追求を活動の基本とみなしている。ポンペオ米国務長官はクアッドを「共通の価値観を持つ活気に満ちた多元的な民主主義国家」で構成されていると語ったが> 米カーネギー国際平和基金のアシュリー・テリスは9月下旬、インドのニュースサイト「ザ・プリント」でまっとうな説を展開した。インド政府が今後も国のリベラルな性格を損なう政策を取り続けるなら、他の民主主義国との連携が難しくなるだろうというものだ。 テリスの主張には、もう1つ加えるべき要素がある。10月初めに...

オーストラリアで太陽光発電し、シンガポールに送電するプロジェクトが進行中

<オーストラリアに建設される世界最大の太陽光発電所で発電した電力を東南アジア地域に供給するという壮大なプロジェクト「オーストラリア-アセアンパワーリンク」が、着々と進行している......> 豪州に建設される世界最大の太陽光発電所で発電した電力を世界最大のバッテリーに貯蔵し、世界最長の海底電力ケーブルを通じて東南アジア地域にこれを供給するという壮大なプロジェクト「オーストラリア-アセアンパワーリンク(AAPL)」が、着々と進行している。 世界最大1万2000ヘクタールの太陽光発電所 投資額が220億...

中国の傲慢が生んだ「嫌中」オーストラリア

<中国に好意的なオーストラリア人は、過去3年で64%から15%に激減した。他の民主国家もこれに続くだろう> 中国はオーストラリアを自陣営に取り込もうと、長年工作を行ってきた。そうした場合に中国が好んで使う武器はカネだ。 オーストラリアの輸出のざっと3分の1は中国向けだ。さらに最近まで中国はオーストラリアに多額の投資を行っていた。 アカデミックな世界でも、中国は影響力を広げている。中国人留学生はオーストラリアの大学の在籍者総数の10%を占める。オーストラリアの公立大学37校のうち13校には、中国政府が...

中国当局、オーストラリア「反中」研究者2人の入国禁止

中国共産党系の環球時報は24日、匿名筋の話として、中国当局がオーストラリアの「反中」研究者2人の入国を禁止したと報じた。 オーストラリア政府が9月上旬に中国人研究者2人のビザ(査証)を取り消したことを受けた動きという。 同紙によると、入国が禁止されたのはチャールズスタート大学のクライブ・ハミルトン教授(公共倫理学)とオーストラリア戦略政策研究所(ASPI)のアナリスト、アレックス・ジョスク氏。 中国外務省報道官は、報道を確認することは控えたが、外国人を入国禁止する権利を有しているとし、両国の関係悪化...

どこが人権国家? オーストラリア政府がコロナ禍で留学生らを排斥

<留学生受け入れに力を入れてきたオーストラリアだが、コロナ危機になると「自力で生き延びるか母国へ帰れ」と方針転換。これでは外国人に選ばれない国になってしまう> 今年4月上旬、オーストラリアのスコット・モリソン首相は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の期間を自力で乗り切る生活費がなくなった一時ビザ保有者は、オーストラリアでは歓迎されないという明確なメッセージを送った。 「平穏な時にオーストラリアを訪問してくださることはありがたいのですが、今のような時期には、この国を訪問している立場のあ...

日豪印が目指すサプライチェーンの再構築は、地政学的・経済的な「反中同盟」の先駆け

<将来的な生産停止を回避するべく、日豪印を中心に進められるインド太平洋地域におけるサプライチェーンの再構築。背後には、対中関係悪化に伴う政治的動機も> 日本、オーストラリア、インドの3カ国が9月1日に共同提案した「サプライチェーン強靱化イニシアチブ(RSCI)」は、世界経済秩序の変化を示唆する動きだ。新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的流行)に対応したインド太平洋地域のサプライチェーンの再構築を目指すもので、同地域における国境を越えた生産ネットワークの在り方を根本的に変える可能性がある。 ...

オーストラリア政府、外国の干渉めぐる裁判資料で「主導者は中華人民共和国の政府」と名指し

オーストラリアは同国初となる外国の干渉を巡る警察の捜査について、対象となっている国家が中国であることを裁判所資料の中で公式に名指しした。 この資料は豪政府弁護人が9月1日に連邦最高裁判所に提出。豪政治家に影響を及ぼそうとする陰謀疑惑の捜査の中心が中国となっているのを公式に認めたのは初めて。 豪連邦警察およびオーストラリア保安情報機構(ASIO)はこれまで、ニューサウスウェールズ州議員の事務所などを6月26日に捜索したことが中国と関係あるかどうかについてコメントを拒否している。ただ、中国と関係があるこ...

中国、尋問対象の記者帰国でオーストラリアを批判「大使館が法執行を妨害」

中国政府は10日、中国が尋問しようとしていたオーストラリア人記者2人を豪大使館がかくまい、2人が今週帰国したことについて、豪大使館が法の執行を妨害したと述べた。 中国の警察当局は先週、 オーストラリア放送協会(ABC)と経済紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューの記者に対し、出国禁止命令を言い渡した。中国に拘束されているオーストラリア人のジャーナリスト、チェン・レイ氏について尋問するためだったという。 2人は北京の大使館と上海の領事館に数日間避難した。豪外相によると、その間、豪外交官は中国当局...

豪メディアの中国特派員2人が身の安全のため帰国 中国国家安全省の調べ受け

オーストラリアの著名中国特派員2人が中国国家安全省から個別に取り調べを受けた後、身の安全のため帰国したことが分かった。豪公共放送ABCが8日に報じた。 帰国したのはABCのビル・バートルズ特派員と経済紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー(AFR)のマイケル・スミス特派員。ABCとAFRによると、両氏は北京の豪大使館と上海の豪領事館に保護を求め、豪外交官らが両氏の出国を許可するよう中国当局側と交渉した。 AFRによると、両氏は中国国営中央テレビ系の外国語放送でキャスターを務め、中国当局に拘束さ...