「カルチャー」の記事一覧

愛妻にバラバラ死体にされた日系御曹司…猟奇殺人事件の真相に迫る

<実業家だった日系人男性が、不倫の末に結婚した女性に頭を撃たれ、7つに切断されて遺棄された事件を追う『エリーゼ・マツナガ』> ネットフリックスで配信が始まった『エリーゼ・マツナガ:殺人犯が抱える心の闇』。服役中の殺人犯エリーゼ・マツナガに取材し、ブラジル全土に衝撃を与えた猟奇事件の真相に迫る話題作だ。 2012年5月19日、エリーゼはサンパウロの自宅で夫マルコスを射殺した。全4話のドキュメンタリーは悲劇に至るまでの2人の人生に光を当てる。 日系人の実業家マルコスは大手食品会社ヨキ創業者の孫で、エリー...

「石たち」「椅子たち」──日本語の複数形は増えている

<かつて無生物につけることのなかった「たち」が多用されるようになった。とはいえ、英語のような意味での複数形ではない> 次の俳句は松尾芭蕉の作品の中でもよく知られているが、この蛙(かわず/カエル)は、単数だろうか? それとも複数だろうか? 古池や蛙飛び込む水の音 ほとんどの人は単数だと答えるのではないだろうか。この句にはおびただしい数の翻訳があるが、ドイツ語訳を含め、ほとんどがカエルを単数にしている。たとえば、ドナルド・キーンは次のように訳している。 The ancient pond / A frog...

ショーン・ペン、撮影現場でコロナワクチン義務化を要求「そうでないなら出演拒否」

<ショーン・ペンが撮影関係者全員にワクチン接種を要求。そうでない限りテレビシリーズ「Gaslit」の撮影現場に戻らないと言い出した> 新型コロナウイルスのワクチン接種は強制できるのか、できないのか。曖昧な態度のまま先に進まないハリウッドに、ショーン・ペンが撮影関係者全員にワクチン接種を要求。全員がワクチンを打っている状況でないかぎり、「Gaslit」の撮影現場に戻らないと言い出したのである。NBCユニバーサルが制作する「Gaslit」は、ジュリア・ロバーツやダン・スティーブンスらが出演するテレビシリ...

コン・ユ&パク・ボゴム主演の話題作『SEOBOK/ソボク』のイ・ヨンジュ監督に聞く

<人類初のクローン人間と余命宣告を受けた元情報局員の運命を描く韓国映画『SEOBOK/ソボク』のイ・ヨンジュ監督が語った俳優と監督の関係、『建築学概論』ヒット後のプレッシャー、好きな日本映画――> コン・ユ、パク・ボゴムという人気俳優が共演する韓国映画『SEOBOK/ソボク』が日本公開された。監督は、初恋を描いて大ヒットした映画『建築学概論』(2012年)のイ・ヨンジュだ。 極秘国家プロジェクトで誕生した人類初のクローン「ソボク」をパク・ボゴムが、彼を護衛することになる元情報局員ギホンをコン・ユが演...

罰金は5万ドル、飲食店の「衛生パス」導入で美食の国フランスが終わる?

<フランス政府の厳しいコロナ規制に振り回される飲食店。今度は「衛生パス」の提示が義務付けられる可能性> 飲食店を利用する場合、客はワクチン接種証明、陰性証明、治癒証明のいずれかを提示する義務があり、違反した飲食店は5万3250ドル相当の罰金が科される可能性がある──。フランス政府は、こうした内容の法律の可決を目指しているという。AP通信が報じた。 実際にこの法律が施行されれば、パンデミック中の経済的な損失で苦境に立たされてきた小規模ビジネスは、決定的な打撃を被ることになるだろう。 カフェ「ママ・キン...

「ホラーかよ…」人形工場の生産ラインで髪の毛、目玉を植え付ける動画が不気味すぎた

<「かわいいは作れる」と言うけれど...> 人形工場の労働者が作業風景を撮影した映像がTikTok上で物議を醸している。 ミシンのような機械で人形の頭部に淡々と髪の毛を植え付け、慣れた手つきで毛並みを揃えていく様子は職人然としているが、どこか気味悪さも漂う。 作業者はゴムボールのような人形の頭部を手で回しながら均等に髪の毛を植え付け、仕上げに頭頂部に2本の線を入れると、これが分け目となる。 @xiangmzxm ##toy ##fypシ ##foryou ##barbie ##manufacturi...

BTSのジミンに憧れ整形手術18回、英国人は念願の韓国人になれたのか?

<イギリス出身のインフルエンサーが、人種を超える「トランスレイシャル」を目指す。批判も声も多いが......> 自分は今や韓国人であり、人種を超えた「トランスレイシャル」になった──イギリス出身のインフルエンサーであるオリ・ロンドンは6月末、整形手術を終えた病院のベッドからYouTubeやツイッターでこう宣言した。 男でも女でもない「ノンバイナリー」だというロンドンの憧れの人は、BTS(防弾少年団)のジミン。彼のようになりたいと願い2013年以降、整形手術を重ねてきた。フェースリフトやこめかみのリフ...

「政治」を基礎から学べる本、『教養としての「地政学」入門』『民主主義とは何か』『独ソ戦』の要点

<「あの国は、なぜそんなことをするのか」を知るために必要な「政治」の基礎知識を教えてくれるflier編集部イチオシの3冊> 数多くの本を紹介し、またその内容を要約するサービスを展開している「flier」の編集部がオススメする「要約の達人が選ぶ、今月の編集部イチオシ!」コーナー。7月は「政治」に焦点を当てた3冊を紹介する(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)。 ◇ ◇ ◇ 「政治」ということばを聞くだけで、Webページをそっと閉じてしまう人もいるかもしれません。政治...

ルイ・ヴィトン×BTSが炎上した訳、ARMYたちを憤慨させた「メンバー外し」

<大人気グループをアンバサダーに迎えたルイ・ヴィトンだが、不可解な動画のせいでファンを敵に回すことに> 仏ファッションブランド、ルイ・ヴィトンのアンバサダーに韓国の人気グループBTS(防弾少年団)が就任したのは今年4月のこと。同ブランドのメンズアーティスティック・デレクターのバージル・アブローがコメントで述べたように、「ラグジュアリーとコンテンポラリーカルチャーの融合」だとして話題を集めた。 7月7日には2021年秋冬メンズ・コレクションの発売(16日)にあわせて、BTSを起用したスピンオフショーがYouTubeなどで公開された。 ソウル近郊にあるアート&カルチャースペース「富川アートバンカーB39」を舞台に、最新コレクションをまとったメンバーのRM、JIN(ジン)、SUGA(シュガ)、J-HOPE、JIMIN(ジミン)、V(ヴィ)、JUNG KOOK(ジョングク)がモデルたちとともに登場。10分程度の動画だが、これまでに430万回以上再生されている。 多くの人がショーを楽しんだわけだが、9日にルイ・ヴィトンの公式ツイッターに投稿された関連映像がちょっとした物議をかもした。 ショーの様子を抜粋して宣伝するもので、メンバーのアップが順番に写る場面がある。ところが、なぜかVだけ登場しない。 #LVMenFW21 Figurative notions. Presented in Seoul, @VirgilAbloh's #LVMenFW21 collection re-appropriates the normal through extreme elevation. Watch the show featuring @bts_bighit on Twitter or https://t.co/UzXIisHkEb#BTS #RM #Jin #SUGA #jhope #Jimin #V #JungKook pic.twitter.com/XWwVVy1FdD— Louis Vuitton (@LouisVuitton) July 8, 2021 当然、リプ欄にはARMY(BTSのファン)から怒りのコメント――「アンバサダーは7人なのに、この動画には6人しかいない。修正して、Vを加えてください」「こんな非プロ意識はハイエンドのラグジュアリーブランドにふさわしくない」「私たちARMYはとても悲しく、憤慨している」――が殺到した。 しかも7月9日は、ARMYの8回目の「誕生日」。BTSのファンの呼称がARMYに決まった特別な日だ。さらにシングル「Butter」が発売され、エド・シーランが参加した新曲「Permission to Dance」も公開された日だっただけに、喜びに水を差されたと感じた人もいただろう。 数時間後、ルイ・ヴィトン ジャパンの公式アカウントにも同じ動画が上がり、日本のARMYからも疑問を呈するコメントが多数寄せられた。実はルイ・ヴィトンの公式ツイッターの「Vはずし」は今回が初めてではない。5月にも同様のことが起きており、それがAMRYをさらに悲しくさせた。 今回の件には何らかの理由があるのか、単純なミスなのかをルイ・ヴィトン ジャパンの広報に確認したところ、フランス本社に問い合わせをしたうえで「本件に関しましては、弊社からのコメントはございません」とそっけない回答があった。 少なくともARMYたちの間で、ルイ・ヴィトンのイメージ低下は避けられないだろう。 ===== <なぜVだけを外すのか...ARMYの怒りを買ったルイ・ヴィトンの動画> #LVMenFW21比喩的概念──@VirgilAblohは2021秋冬メンズ・コレクションにおいて、ありふれたノーマルなものを究極の高みに昇華させ、再流用。@bts_bighitが初登場したショーのフル映像を https://t.co/gADlSwYKwH にて公開中。#BTS #RM #Jin #SUGA #jhope #Jimin #V #JungKook pic.twitter.com/IhzU6zGqRN— Louis Vuitton Japan (@LouisVuitton_JP) July 9, 2021

パンデミックを好機に変えた、コロナ時代の「オンライン」シェフたち

<パンデミックの影響で高まる料理熱。ネットで人気の「オンラインシェフ」たちの成功の秘訣は> 2020年の多くの計画と同じく、警察官になるはずだったハリー・ヒール(26)の予定は白紙になった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で求人への応募者が集中し、ヒールは順番を待つことに。だがおかげで立ち止まって考える余裕ができた。 「本当は警官より創造的なことがしたかったが、自信もノウハウもなかった」 アラブ首長国連邦(UAE)のドバイの自宅で退屈していたときに始めたのが、TikTok(ティックト...