「キャリア」の記事一覧

テスラに見る株式市場の先見性、知っておくべき歴史の教訓

<日本の時代があり、中国の時代があり、今はGAFAが時価総額の上位を独占している。このアメリカ企業の時代において、テスラは単なる「世界一の電気自動車メーカー」ではない> 規制により加速する自動車の電動化 2020年9月、米カリフォルニア州は2035年までにガソリン車の新車販売を禁止して完全に電気自動車へ移行し、州内のCO2排出量を35%削減する、という声明を出しました。 全米最大の経済規模と人口を持つカリフォルニアは、歴史的に見ても世界の自動車規制に長年大きな影響を与えてきた州ですので、これによって...

年々生徒数が増加する通信制高校が担う新たな役割

<もともとは勤労青年のための教育機関だが、近年は不登校生徒の受け皿や成人の学び直しの場にもなっている> 制度の上では義務教育は中学校までだが、高校進学率が95%を超えている現在、高校までの教育は普遍化していると言っていい。この段階までの教育機会は公的に保障しようということで、修学支援も充実してきている。私立校の学費も、低所得世帯では実質無償だ。 高校は全日制・定時制の他に通信制課程もある。学校に登校せず、通信教育を受けながらレポートの提出等で単位を取得していく課程だ。全日制・定時制の生徒は1999年...

親の働く姿を見ていないために、職業へのイメージを持てない日本の子どもたち

<日本では、父親の職業を知らない生徒、将来の志望職が明確でない生徒が他国と比較して多い> 昨年12月の第一生命の調査によると、小学生男子の志望職1位は「会社員」となっている。例年はユーチューバー、スポーツ選手、プロゲーマーなどが挙がるのだが、会社員という現実的な回答が首位にくるのは珍しい。 コロナ禍で在宅勤務が増え、親が働く姿を目の当たりにすることが多くなったためだろう。「百聞は一見に如かず」というが、子どもは特にそうだ。職住一致(近接)は、子どもの職業観の形成に寄与する「隠れたカリキュラム」と言っ...

ファスティング(断食)の利点は「体重が減る」だけじゃない

<カロリー制限ではダメ、ダイエットにいいのはファスティングだと「トロント最高の医師」は言う。しかも、減量以外にも健康に役立つ効果があるらしい> ファスティング(断食)とは、ホルモンの働きを整えることで、ベストコンディションをつくり上げること。 ダイエットで長く推奨されてきたカロリー制限は科学的にも誤った手法で、減量のためにはファスティングをするべきだと、「トロント最高の医師」とも呼ばれる医学博士のジェイソン・ファンは言う。 それだけではない。このたび、ファンが臨床研究者のメーガン・ラモス、コンサルタ...

ファスティング(断食)がダイエットに有効なのは、基礎代謝量が増えるから

<どうしたら効果的に減量でき、それを長期間維持できるか。「トロント最高の医師」はファスティング(断食)を推奨するが、その理由にはインスリン値が関係している> 「トロント最高の医師」とも呼ばれる医学博士のジェイソン・ファンは、健康的に減量する秘訣はファスティング(断食)だと言う。ファンによれば、ファスティングとは単なるダイエットではなく、ホルモンの働きを整えるものだ。 では、なぜファスティングがいいのだろうか。 このたび、ファンは臨床研究者のメーガン・ラモス、コンサルタントのイヴ・メイヤー(両者とも肥...

カロリー制限ダイエットが成功する確率は、約1%しかない

<長い間、医師たちのアドバイスは「食べる量を減らして、運動量を増やそう」だったが、それではダイエットは成功しない。「トロント最高の医師」が代わりに推奨するのは、ファスティング(断食)だ> どうしたら効果的に減量でき、それを長期間維持できるか。健康なダイエットの秘訣とは何か。 世界中で多くの人を悩ませるこの問題に、長い間、医師たちが述べてきた一般的なアドバイスは「食べる量を減らして、運動量を増やそう」だった。つまり、カロリー制限だ。 しかし、カロリー制限は決して有効ではないことが、数多くの科学的研究か...

本を読むなら、自分の血肉とせよ。『三行で撃つ』著者の「抜き書き」読書術

<「文章術はこれ一冊でじゅうぶん」と話題の『三行で撃つ』。名文記者として知られる近藤康太郎氏は本書で、独特の書棚整理術と読書術も紹介している。「書棚は自分の脳」――ではどのように整理し、強化するか> 本を「深く読みたい」と願う人は多い。そのための方法として、読んだ内容を記録しておくという手がある。 読書アプリ、レビューサイト、ブログと、記録メディアは多様化しているが、敢えて手帳に書き残してみるのはどうだろう。「手で書く」という肉体的な行為は、思わぬ効果をもたらしてくれる。 真似する読者が続出。「書棚...

大企業に派遣で入り、34歳で執行役員になった男が日本企業の「決められない」体質から学んだこと

<最初はアメリカかぶれで、空気も読まなかったが、仕事を円滑に進めるため「根回し2.0」を身に着けた――。学歴もなく、派遣のITヘルプデスクとして日本の大手企業に入り、10年間で最年少執行役員にまで駆け上がった二宮英樹氏がつづる、国内外で役立つ仕事術> 日本企業でグローバル事業に関わる方々の多くが、海外子会社の事業管理、ビジネスパートナーとのアライアンス、海外M&A、事業上のトラブル対応に奮闘している。 学校で学んだ杓子定規の知識だけでは太刀打ちできない。経営企画の中期計画策定のような机上で練り上げる...

日本株投資だけやっている人にとっても、テスラが無視できない理由

<今や時価総額はトヨタの4倍。世界的に注目を集める電気自動車専業メーカーのテスラだが、投資の観点から見ると、また違った「すごさ」が見えてくる> 日本株にも影響を及ぼすテスラとは? テスラ<TSLA>という会社をご存じでしょうか? 日本ではまだ一般にはなじみがないかもしれませんが、株式投資をしている人であれば、もちろん聞いたことがあるでしょう。アメリカ......というよりも世界で最も有名な電気自動車メーカーです。 ただ、日本の株式市場に上場しているわけではありませんし、日本国内でテスラの電気自動車が...

部下が適応障害? 過重労働・パワハラ・悪しき人間関係を調整するのは上司の仕事

<適応障害の外部要因(ストレス要因)の調整は、医師など第三者にはできないこと。「特別扱いはできない」などの言い訳は許されないと心療内科医の森下克也氏は言う。対処しなければ、法的な責任まで問われかねない> 適応障害とは、どういう病気なのか。部下が適応障害にかかってしまったとき、その兆候が見られたとき、上司は一体どう行動すればいいのか――。 「職場のうつ」と呼ばれることもある適応障害。約30年にわたってその治療に当たってきた心療内科医の森下克也氏は、『もしかして、適応障害?』(CCCメディアハウス)を当...