「キャリア」の記事一覧

コロナ危機で、日本企業の意外な「打たれ強さ」が見えてきた

<「失われた20年」の教訓は無駄ではなかった。今の日本企業の踏ん張りには合格点を付けていい。本誌「コロナで変わる 日本的経営」特集より> リーマン・ショックと違って、今回の危機は日本にとってそう悪くない危機だ。欧米諸国と比べ、死者数が桁違いに少ないばかりか、経済的な打撃もさほど深刻ではない。 2008年の世界金融危機を引き起こしたのはアメリカのサブプライムローン問題。日本にとってはいわば対岸の火事にすぎない危機だったが、それでもGDPはアメリカなど他の先進国を大幅に超える落ち込みぶりだった。 08年...

日本的経営の「永遠の課題」を克服すれば、経済復活への道が開ける

<日本企業が克服すべき課題、そしてその先にある日本経済の復活への道筋とは。本誌「コロナで変わる 日本的経営」特集より> 【前半はこちら】コロナ危機を乗り切れる? 日本企業の成長を妨げる「7大問題」とは 5. 不十分な設備投資 一連の非効率な産業構造は生産性を引き下げ、最終的にはマクロ経済の成長鈍化という形で顕在化してくる。過去20年で日本の名目GDPは約6%しか増えていないが、GDPの2割を占める政府支出は約30%も増加するなど税金からの支出に依存する状況が続く。本来は企業の設備投資が経済を牽引し、...

コロナ危機を乗り切れる? 日本企業の成長を妨げる「7大問題」とは

<日本企業が何年も放置してきた課題がコロナ禍で顕在化──今こそ生産性向上と復活を果たすべきときだ。本誌「コロナで変わる 日本的経営」特集より> 新型コロナウイルス危機は、いわゆる日本的経営が抱える問題点を浮き彫りにした。バブル崩壊以降、30年にわたって世界で日本だけが成長から取り残されてしまったが、最大の理由は、安価な工業製品を大量生産する昭和型モデルから脱却できず、ビジネスのIT化やオープン化といったパラダイムシフトに対応できなかったことにある。 ペストやスペイン風邪の歴史からも分かるように、感染...

奇抜な名前の高級食パン店を大ヒットさせたプロデューサー、そのノウハウを明かす

<高級食パンブームの仕掛け人にして、繁盛請負人。ベーカリープロデュ―サーを名乗る岸本拓也氏は、なぜ独特なネーミングのパン屋を作り、どうやって行列店にするのか。成功の秘訣は「人生の棚卸し」そして「データと感性のかけ算」だという> 「考えた人すごいわ」 「キスの約束しませんか」 「生とサザンと完熟ボディ」 「あらやだ奥さん」 「おい! なんだこれは!」 意味が分からないだろうが、これらは全て、パン屋の店名である。それも、高級食パンの専門店だ。 不思議な店名のパン屋......。一体どんな人が考えたのだろ...

コロナで高値更新の意外な3銘柄 買うべきか、買わざるべきか?

<株式市場を襲ったコロナショックもひとまずは落ち着いた。まだ余談を許さないが、この状況下で高値を更新した銘柄もある> 梅雨空の下、高値更新する銘柄が続々 株式市場を襲ったコロナショックもひとまずは落ち着きを見せ、日経平均株価は22,000円台を回復しました。まだまだ余談を許さない状況ではありますが、世界的な経済活動再開への期待と、国内でも緊急事態宣言が解除されたことを受けて日本株への買いが続き、さまざまな銘柄が高値を更新しました。 ■そもそも「高値更新」とは? まずは「高値更新」についておさらいして...

教師がキャリア教育まで担当する、日本の学校は世界でも特殊

<将来の職業について考えさせるキャリア教育は専門のカウンセラーが担当するのが世界では一般的だが、日本はその標準からまったく外れた特殊な事例> 2000年代になって、フリーターやニートなど若者の就労状況が問題化して以降、学校ではキャリア教育が重視されるようになっている。2011年には中央教育審議会が「今後のキャリア教育・職業教育の在り方について」という答申を出し、キャリア教育の概念、各学校段階での指導内容等が明確にされた。 キャリア教育とは、職業的自立に必要な能力や態度を育むことだ。将来への見通しを持...

英米の新しい生活様式は都市脱出? 増える地方での職&家探し

<規制緩和を前に、ロンドンなど大都市を脱出して、郊外で仕事や家を探す人たちが増えている......> ロンドン郊外での職探し希望者が急増 英国では、7月上旬からパブやレストランなどの営業が再開され、ロックダウン(都市封鎖)がさらに緩和される(イングランドは7月4日。他の地域は日程が若干異なる)。また、これまでは2メートルとされていた感染防止のための対人距離も、1メートルに短縮される。しかしこうした規制緩和を前に、ロンドンなど大都市を脱出して、郊外で仕事や家を探す人たちが増えている。 仕事探しのアドバ...

定年後、人気講師となり海外居住 可能にしたのは「包丁研ぎ」ノウハウだった

<定年後の生活をどう楽しむか、金銭面の不安をどう解消するか。ここに、独学で身に付けたスキルを生かして活躍する69歳の男性がいる。講師として月15万円ほどを得て、マレーシアにロングステイする生活。それを実現させた凄い「包丁研ぎ」とは?> 「定年後も何かわくわくするようなことがしたい」 そんなふうに考えている人は少なくないだろう。定年退職後の現在、スキルシェアサービス「ストアカ」で、講師として家庭用包丁の研ぎ方を教えている豊住久氏(69歳)もその1人だ。 「ストアカ」とは、個人がスキルを教授する講座を開...

仕事への集中を邪魔するスマホは大敵、ではどうすればいい?

<現代の最強の情報源であるスマホは、情報がどんどん入ってくるので、目に見えるところにあるととにかく気が散ってしまう> 複数のタスクを同時並行でこなす「マルチタスク」ではなく、一つの事柄に集中して着実に処理をする「ワンタスク戦略」――それを繰り返すことで「確実な成果」を必ず手にすることができ、効率よく仕事を進めることも可能になる。 この「一点集中」を実践して成果を挙げているのが、司法書士や監査業務、講演、経営など、多様な能力が求められる仕事を同時並行で進めている碓井孝介氏。その経験・実践に基づくスキル...

「最強の時短仕事術」で、毎朝やるべき1つのこと

<その日に取り組む必要のあるタスクを明らかにして順番を決めておけば、意識が散漫にならずにタスクの処理に集中できる> 複数のタスクを同時並行でこなす「マルチタスク」ではなく、一つの事柄に集中して着実に処理をする「ワンタスク戦略」――それを繰り返すことで「確実な成果」を必ず手にすることができ、効率よく仕事を進めることも可能になる。 この「一点集中」を実践して成果を挙げているのが、司法書士や監査業務、講演、経営など、多様な能力が求められる仕事を同時並行で進めている碓井孝介氏。その経験・実践に基づくスキルを...