「シンガポール」の記事一覧

感染深刻なシンガポール、景気悪化で新型コロナ対応措置を段階的に解除へ

シンガポール政府は2日、新型コロナウイルス感染抑制のための規制措置を今後数週間で段階的に解除する方針を示した。 国内基盤の事業、洗濯サービスや理容室などは12日から選別的に事業を開始、一部の学校は19日から少人数での登校が可能となる。 事業所は国内経済やサプライチェーンでの重要度、感染リスクへの対応も考慮したうえで段階的に解除する。 シンガポールは「サーキットブレーカー」と呼ばれる感染の封じ込め措置によって、1965年の建国以来、最悪の景気後退に直面しつつある。 保健省は声明で、6月1日のサーキット...

優等生シンガポールの感染者数が「東南アジア最悪」に転じた理由

<大規模な濃厚接触者の追跡など、新型コロナ対策の手本とされてきたシンガポールの感染者数が東南アジア最多に。新規感染者の多くは、当局が無視してきた外国人出稼ぎ労働者だ> 東アジアと東南アジアの一部の国は3月まで、新型コロナウイルス対策の手本と見なされていた。特にシンガポールと台湾は、パンデミック(世界的な大流行)の震源地だった中国と経済的・地理的・文化的に深いつながりがありながら、新型コロナの感染爆発をうまく防いでいた。 いくつかの国はその後も健闘中だ。台湾で確認された感染者数は4月25日時点で、わず...

シンガポール、新型コロナウイルス対策に「穴」 置き去りにされた外国人労働者間で感染拡大

シンガポールは新型コロナウイルスの感染者とその接触者を特定し、監視することで感染拡大を抑制したと、世界保健機関(WHO)から高く評価されている。だが、それは一般国民の話で、社会的立場が弱い出稼ぎ外国人労働者が住む地域では、感染が急速に拡大しつつある。 14日までに確認された国内感染者3252人のうち、1625人はこうした外国人労働者の居住地域と関係がある。このためシンガポール政府の対策には穴があった、と人権団体などから批判が出ている。 人権団体や慈善団体、医療専門家は以前から、密集状態で不衛生な場所...

シンガポール、新型コロナウイルス感染拡大止まらず 都市封鎖6月1日まで延長

シンガポールのリー・シェンロン首相は21日、 新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることから、感染拡大抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)措置を6月1日まで延長すると発表した。 シンガポールは学校や企業のオフィスなどの閉鎖を含む措置を実施。期限は5月4日までだったが、外出制限を受けて狭い寮で暮らす外国人労働者の間の感染拡大に歯止めがかかっていない。 首相はテレビ演説で「ロックダウン措置の4週間延長を決定した」と述べた。 シンガポールの新型ウイルス感染者数は累計で9125人。20日の増加数は14...

シンガポール、新型コロナ感染1日で1426人と急増 寮住まいの外国人労働者間で拡大

シンガポール保健当局は20日、新たな新型コロナウイルス感染者が1426人確認されたと発表した。1日の増加数としてはこれまでで最多。寮に暮らす外国人労働者間での感染が主因という。 当局は感染拡大防止策を講じているものの、外国人労働者の間には対策が浸透していないという人権団体からの指摘も聞かれる。 新たな感染者のうち、シンガポール国民または永住権を持つ居住者は16人だった。累計の感染者数は8014人、死者は11人。 公式統計によると、シンガポールは東南アジアで最も感染者数が多い。[シンガポール ロイター...

シンガポール、公共の場でのマスク着用義務化「家を出る瞬間からマスク着用しなければならない」

シンガポールは、新型コロナウイルス感染拡大を抑制するため、14日から公共の場でのマスク着用を義務化した。当初の方針を転換した。家庭向けに再利用可能なマスクも配布した。 約3カ月前に感染が始まった際、シンガポールは感染防止のため症状のある人にのみマスク着用を求めていたが、ここ数日はマスク着用を促しはじめるとともに、公共輸送機関など特定の場での着用を義務付けていた。 同国ウイルス対策班の共同責任者は、「外出の際は、家を出る瞬間からマスクを着用しなければならない」と述べ、感染が検出されていないケースが存在...