「スポーツ」の記事一覧

電通、東京五輪招致へ巨額の寄付とロビー活動 中立性求めるIOCの規定に抵触か

2013年に決まったオリンピック・パラリンピックの東京招致を巡り、今なお国際的な贈収賄疑惑の捜査が続く中、大手広告代理店の電通が東京招致活動に6億円を超える寄付をするなど、「中立性」を求める国際オリンピック委員会(IOC)の規約に抵触しかねない関与を行っていたことがロイターの取材でわかった。 ロイターが閲覧した銀行記録によると、電通は2013年、東京五輪招致委員会の口座に約6億7000万円を寄付として入金した。さらに、日本陣営を代表する形で、開催都市決定への投票権を持つ一部のIOCメンバーに対するロ...

東京五輪に買収疑惑の暗雲が再び──フィンセン文書で「送金」の詳細が明らかに

<招致委の不透明なカネの流れを海外メディアが報道、再浮上した疑惑への説明責任が問われている> 新型コロナウイルスの影響で来年7月に開催が延期された東京五輪だが、その招致に関わる買収疑惑に関して最近、大きな動きが2つあった。 1つは国際陸連(現世界陸連)元会長のラミン・ディアクとその息子パパマッサタ・ディアクが、ロシア陸上界におけるドーピング隠蔽の対価として「賄賂」をもらっていたとする有罪判決が9月16日にパリで言い渡されたこと。もう1つは米財務省金融犯罪取締ネットワーク局(FinCEN)からリークさ...

大坂なおみ、全米オープン2度目の優勝 人種差別にも抗議、新スターとしての地位を確立

テニスの全米オープンでは12日、大坂なおみ(22)が同大会2回目の優勝を達成。コート内外での新たなスターとしての地位を確立させた。 大坂は2018年の同大会決勝では、セリーナ・ウィリアムズ(米国)を下して優勝。新型コロナウイルスの影響により無観客で行われた今大会の決勝では、ビクトリア・アザレンカ(31、ベラルーシ)との激闘の末、元世界ランク1位同士の対決を1─6、6─3、6─3で制した。 大坂は試合後、「私にとってとてもタフな試合だった」とコメント。「昔から見ていた選手と対戦できてうれしかったし、と...

これが環境に優しいスカイダイビング

冒険家のラファエル・ドムジャンが8月25日、史上初となるソーラーパネルを搭載した飛行機からのスカイダイビングをスイスで行った。 パラシュートと共に背負ったミッションは、温室効果ガスを発生させずに空のスポーツを楽しめることを証明して「未来の若者に夢を与え続ける」こと。 時速約150キロに達した機体からダイブし、無事に着陸した。 <2020年9月15日号掲載> 【関連記事】「夏の風物詩」ツール・ド・フランスが秋に開幕、緊張が続く 【関連記事】「日本のハイジ」を通しスイスという国が受容されている──スイス...

「夏の風物詩」ツール・ド・フランスが秋に開幕、緊張が続く

自転車レースの最高峰、ツール・ド・フランスは沿道に大観衆が押し寄せる夏のフランスの風物詩。 今年はコロナ禍の影響で延期されていたが、8月29日についに開幕を迎えた。 複数回のPCR検査に加え、1週間以内に選手2人に陽性反応が出たチームは撤退させるなど感染防止策は厳重。 フランスの新規感染者数が増加を続けるなか、レース内外で緊張が続きそうだ。 <2020年9月15日号掲載> 【関連記事】 ・仏コロナ感染1955人増、ヌーディスト集まるリゾートで感染拡大 地元当局「マスクだけは着用を」 ・マスク着用時の...

人類最速の男ボルトが新型コロナに 誕生パーティーで参加者から感染か

陸上男子100メートル世界記録保持者のウサイン・ボルト氏が週末に受けた新型コロナウイルス検査で、陽性と判明した。ジャマイカ保健省が24日遅くに明らかにした。 ファンからは、ソーシャルメディアに早い回復を祈るメッセージが投稿されたが、一部にボルト氏の不注意を指摘する声もあった。 交流サイトに投稿された複数の動画によると、ボルト氏は21日に34歳の誕生日を祝うパーティーを開催。出席していた多くの人がマスクをしていなかった。 ボルト氏はインスタグラムに動画を投稿し、仕事で渡航するために22日に検査を受けた...

『嫌われる勇気』に『Winning Edge』エディー・ジョーンズが戦い方を学んだ良書

<かつて日本代表を率いたエディー・ジョーンズは「時間の余裕があるときに貪るように読書する」と言う。ラグビーの指導を目的に本を選ぶことが多く、体が小さい日本人の戦い方も、ある本にヒントを得た。本誌「人生を変えた55冊」特集より> この仕事をしていると、読書の時間をたっぷり取れる時期もあるけれど、大会期間中は難しい。そのため、時間の余裕があるときに貪るように読書する傾向がある。 私は仕事中心の日々を送っているので、ラグビー指導者としてのパフォーマンスを高める目的で本を選ぶことが多い。ただし、そのまますぐ...

韓国、コロナショック下でなぜかレギンスが大ヒット 一方で「TPOをわきまえろ」と論争に

<コロナ禍のなか、ファッション業界の一部では売上が伸びている。そこには各国の自己表現の違いも──> 今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、様々な業界において景気の悪さを耳にすることが多いが、アパレル・ファッション業界も厳しい状況に追い込まれている。海外ブランドの日本撤退や売り上げ低迷などの暗いニュースが続いているが、意外にも売り上げを伸ばしているアイテムがあるという。 多くの企業がテレワークを取り入れ、ビデオ会議を活用するようになった。また、なかなか会えない友人らとZOOM飲み会が流行った結果...

「東京五輪は簡素に、選手の安全確保を最優先」IOCコーツ調整委員長

東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長は、来年の東京五輪は簡素であるべきで、準備は選手の安全を最優先にして進める必要があるとの考えを改めて示した。オーストラリア紙デーリー・テレグラフに24日掲載された寄稿で述べた。 23日、新型コロナウイルスのパンデミックで来年に延期された東京五輪まであと1年となった。 コーツ氏は寄稿で「42の競技会場が再び確保されたのは朗報だ。競技の日程も同じだ」と述べた。 その上で「しかし新たな状況の下、延期に伴うコスト面の影響を...

韓国でも女性スポーツ選手が自殺 22歳のトライアスリートを追い込んだセクハラといじめの実態

<彼女が絶望したのはいじめやセクハラそのものよりも、救いを求めても応える人がいなかったことだった......> 先月26日、韓国のトライアスロン選手チェ・スクヒョンさんが22歳という若さで自ら命を絶ってしまった。スポーツ選手の自殺といえば、日本でも5月末に亡くなり、その後社会的な議論を呼んでいる木村花さんの死が頭をよぎる。偶然にも亡くなった年齢は両者とも22歳だった。木村花さんは誹謗中傷による自殺だと言われているが、韓国のチェ・スクヒョン選手を追い込んだものとは一体何だったのだろうか? チェ・スクヒ...