「タイ」の記事一覧

日航傘下LCCジップエア、28日就航タイ路線はバンコク発のみ旅客便 成田発は貨物便の異例の対応

日本航空傘下の格安航空会社(LCC)、ジップエア・トーキョーは19日、成田―タイ・バンコク線におけるバンコク出発のみの旅客便を就航させると発表した。28日から週5便で始める。タイから日本への帰国需要の取り込みを目指す。新型コロナウイルスの影響でタイへの旅客便飛行禁止措置が続いているため、成田出発便は当面、貨物専用便としての運航を継続する。 成田─バンコク線を巡っては、当初5月にジップエア設立後初の旅客便として就航を予定していたが、新型コロナ感染拡大の影響より延期を余儀なくされた。一方、貨物は需要が高...

タイ首都バンコクで連日の反政府集会 プラユット首相は対話の意向も

タイの首都バンコクで18日、数千人規模の反政府集会が開かれた。政府は15日に集会を禁止したものの、4日連続で「独裁制打倒」や「王室改革」を訴える抗議行動が行われている。 これまでに複数の集会指導者や参加者が逮捕され、一部で警察が放水による鎮圧に動いたほか、デモ隊が移動するのを防ぐためバンコク市内のほとんどの鉄道は運休した。それでもこの日も雨の中、拘束された指導者の写真を掲げながら「仲間を解放せよ」と多くの人々が気勢を上げた。 退陣を求められているプラユット首相の報道官は、首相は抗議行動が一段と広がり...

タイ政府、首都のデモ激化受け集会・報道を制限 警察は首相府占拠のデモ隊排除

タイ政府は15日、抗議デモの過熱を防ぐ緊急措置として、首都バンコクでの5人以上の集会を禁止した。 政府の発表文書によると、「恐怖を生み出す恐れ」や、国家の安全保障に悪影響を与えたり、国民の士気を低下させたりする恐れのあるニュースやオンラインメッセージの発信も禁止される。また、当局が指定した地区へのアクセスも禁じられる可能性がある。 バンコクでは前日、デモ隊が首相府の周囲を占拠し、国王の車列を妨害するなど、抗議活動が激しくなっていた。 国営テレビは「こうした状況を効果的に終わらせ、速やかに平和と秩序を...

進化の結果?獲物を丸呑みせず腹を切り裂いて食べるヘビ

<東南アジアに生息するバンドヘビが、首や背中から毒を分泌するヒキガエルを腹から切り裂き、臓器を食べる適応行動が確認された。下等なヘビでは初めての発見だ> 東南アジア原産のヘビの一種の、極めて残酷な捕食行動をとることが確認された。捕らえたヘリグロヒキガエルの腹を切り開き、まだ生きたまま内臓をひとつずつ食べていくのだ。 学術誌「Herpetozoa」に発表された報告によれば、研究者たちは2016年から2020年にかけて、タイ北東部に生息するバンドククリヘビによる、この「ゾッとする」捕食行動を確認した。 ...

タイ環境相、国立公園に捨てられたゴミを「持ち主に送り返す」対策で対抗

<タイの環境相が、「ごみを持ち主に送り返す」という斬新なアイデアで、観光地のゴミ問題の解決に取り組んだ...... > 「お忘れ物です」、ごみを持ち主に返送 新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受けて、人混みを避けて屋外の観光地を訪れたりアウトドアを楽しんだりする人が世界的に増えている。そうした場所では、ごみの問題に頭を抱えているケースも少なくないようだ。そんななか、タイの環境相が取ったごみ対策が話題になっている。 ユネスコの世界遺産にも登録されているカオヤイ国立公園で、観光客がごみを捨てていくのに...

タイ政府、大学当局通じて学生の王室改革要求抑え込みへ 19日の反政府集会を前に

タイ政府の意向を受けた各県知事が大学当局を通じて、学生に王室改革の要求を取り下げさせることを目指している。サムチャイ・サワングカルン上院議員が13日、ロイターに語った。 同国では7月半ば以降、軍を後ろ盾とするプラユット首相の退陣と、新憲法制定、総選挙を求める抗議行動がほぼ連日行われている。特に学生グループは10項目の王室改革要求を掲げ、タイでタブー視されてきた王室批判にまで踏み込んだ。 こうした中でサムチャイ・サワングカルン氏はロイターに、19日にバンコクをはじめ各地で予定される反政府集会を前に、県...

中印衝突の舞台は海上へ 中国の野心に巻き込まれるタイに「分断」の危機?

<邁進する一帯一路構想でシーレーンが焦点に──中国から運河建設を迫られるタイのジレンマ> 太平洋における米中の新冷戦は、ひとまず脇に置こう。インドと中国の間では既に、はるかに熱い戦争が始まっている。今年6月にはヒマラヤ地方の係争地域で両国軍が衝突し、少なくとも20人が死亡した。 海上では、中国がインド洋の主要航路沿いに軍事基地や商業の拠点を確保する「真珠の首飾り」構想で、インドを包囲しようとしている。 インド洋、ひいてはインドの支配をうかがう中国の戦略にとって、最大の脆弱性はマラッカ海峡だ。シンガポ...

「禁断」のタイ王室批判で1976年の惨劇再び?

<かつて政治的動乱の最前線となったタイの大学で、学生活動家が王室批判を展開> 今年に入りタイ全土で反政府デモが続くなか、一部の学生活動家たちの行動に注目が集まっている。最近、タマサート大学ランシット・キャンパスで行われた抗議活動で、王室を直接的に批判したためだ。タイでは、王室批判はタブー中のタブーとされてきた。 タマサート大学がタイの政治的動乱の最前線になるのはこれが初めてではない。1976年に同大学で起きた出来事の暗い記憶は、不吉な黒い雲のように活動家たちの頭上に垂れ込めている。 今年の反政府デモ...

拡大するタイの反政府デモ 政権退陣から王室改革まで要求

タイで16日、政権退陣や憲法改正、新たな選挙を求めるデモが行われ、参加者は1万人以上と、現首相による2014年のクーデター以降、最大規模となった。 一部の参加者は、最近までずっとタブーの話題だった王室改革も求めている。 デモの発端 反政府デモの発端は昨年末、裁判所が新未来党の党首の議員資格をはく奪したことだった。新未来党は、軍事政権トップだったプラユット首相率いる政権に最も声高に反対する政党で、若者から強い支持を集めている。 新型コロナウイルスの感染拡大抑止策により、抗議活動は主にオンラインで進んで...

聖域「王室」にも迫る タブーに挑むタイ若者の民主活動

今月初めの2日間にわたるビデオ会議で、タイのカセサート大学・マハナコン大学に所属する10数名の学生たちは、投獄のリスクを冒してもタブーを破り、タイの強力な君主制に公然と異議を申し立てるべきか議論していた。ビデオ会議の参加者2人が明らかにした。 街頭、オンラインでの抗議行動参加者のあいだでは、ここ数ヶ月、民主主義の拡大を訴えるなかで、婉曲にマハ・ワチラロンコン国王に言及する例が増えていた。だが、公然と王制改革を訴える者はいなかった。 2人の参加者によれば、このビデオ会議で学生たちは、『ハリー・ポッター...