「トランプ」の記事一覧

「他国に厳しく自国に甘い」人権軽視大国アメリカよ、今こそ変わるとき

<「Black Lives Matter」をスローガンとする抗議デモが求めるのは、他国の人権侵害にはうるさいが国内の人種差別を放置してきたこの国の「例外」が終わること> アメリカは建国以来、自らを「丘の上の光り輝く町」になぞらえてきた。自由と解放の精神に満ち、他の国の模範となる国という意味合いだ。 アメリカ史に照らせば、全くの神話でしかない。とりわけ今は、それがよく分かる。 黒人を死に至らしめても罪に問われないケースがなくならず、国民生活のあらゆる場面で構造的な人種差別がはびこる現状。「ブラック・ラ...

トランプ、ドイツ駐留米軍削減を明言 防衛費負担で独に不満

トランプ米大統領は15日、ドイツに駐留している米軍の規模を約9500人削減し、2万5000人とすると表明した。北大西洋条約機構(NATO)同盟国のほか、国内では議会共和党からも反対の意見が出る可能性がある。トランプ大統領は記者団に対し、ドイツはNATO加盟国に求められる防衛費を拠出していないと指摘。防衛費を増加させない限り、米国は駐独米軍の規模を縮小させると述べた。「米国がドイツを守っているのに、ドイツは義務を履行していない。これでは筋が通らない。それ故、軍兵士の数を2万5000人に減らす」と述べた...

トランプ、警察改革めぐる大統領令に署名へ 黒人などへの対応の改善を図る

トランプ米大統領は15日、警察改革をめぐる大統領令に16日署名すると発表した。先月末にミネソタ州ミネアポリス近郊で黒人男性が白人警官に首を圧迫され死亡してから、警察改革を求める圧力が高まっていた。 政権高官らによると、大統領令は警官の経歴チェックや訓練、精神衛生面のカウンセリングを強化することで、黒人などへの対応の改善を図る内容。 また、申請ベースの補助金について、警察活動の内容が良いことを承認の条件にし、警察に改善を促す。さらに、警察当局に対し、武器使用では最新の基準を適用し、情報共有を改善するこ...

トランプ「米兵の仕事は米国の国益を守ること」 駐独米軍撤退計画を擁護

イツからの撤兵問題で批判を受けているトランプ米大統領は13日、当地の陸軍士官学校の卒業式で演説し、米軍の仕事は「米国の存亡がかかった国益」を守ることであり、「終わりのない戦争」を戦うことではないと指摘した。 大統領は、卒業生の将来の仕事は、「多くの人が聞いたこともないような遠い地の古代の戦闘を解決することではない」、「我が国を敵国から強固に防衛することだ」などと述べた。 これまでに大統領は、シリアから米軍を撤退すさせるともに、世界の同盟国に対し、自国防衛に貢献する米軍駐留への支出拡大を求めている。 ...

中国企業、米上場計画を相次ぎ棚上げ 両国間の緊張激化で

米中関係の緊張の高まりを受け、中国企業が米国での上場計画を相次いで棚上げしている。中国勢の米上場に関与する弁護士や銀行関係者、会計士、規制当局者がロイターに明らかにした。 とりわけ上場準備の早い段階で中国企業の関心が薄れるケースが多くあり、背景には米上院で可決された、中国企業の米上場を難しくする内容の法案や、中国のコーヒーチェーン大手・ラッキンコーヒーの不正会計問題を受けた中国企業への監視強化がある。 香港の法律事務所Dechertのパートナー、スティーブン・チャン氏は「クライアントが米国での新規株...

限界超えた米中「新冷戦」、コロナ後の和解は考えられない

<貿易戦争はギリギリで回避したかにみえたが、パンデミックで米中対立は危険な局面へ。「中国もいずれ『普通の国』になると希望を抱く時代は終わった」。軍事面、経済面......米ソ冷戦との違いは何か。デカップリング以外の施策はあるか。本誌「米中新冷戦2020」特集より> いずれ中国もわれわれの仲間になる──。この漠然とした思い込みは、過去40年間、アメリカの対中政策の根幹を成してきた。だが今、その「言い出しっぺ」の1人が、とうに自明になっていた事実を認めつつある。 ロバート・ゼーリック米国務副長官(当時)...

トランプ、警察の首絞め行為の原則禁止を支持 黒人暴行死受けて

トランプ米大統領は、警官が容疑者の首を圧迫して拘束する「チョークホールド」を大半のケースで禁止すべきとの考えを示した。FOXニュースとのインタビューが12日放映された。 トランプ大統領は特定の状況下ではチョークホールドを行使することは理解できるとしつつも、「禁止が望ましいだろう」と語った。さらに「温情のある力強い警察」を望むと述べた。 ミネソタ州ミネアポリス近郊で、黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官に首を圧迫されて死亡した事件を踏まえた発言。 トランプ大統領は前日、警察問題に関する大統領令を発...

読まずにRTはNG? ツイッターが新機能をテスト中

<ツイッターの健全化のため、「不届き」なユーザーに行動変容を求める試み。効果はあるか?> ツイッターは、ユーザー同士のやり取りの「健全性」を高めるため、ユーザーがニュース記事を読みもせずに拡散するのを防ぐ新機能をテストしている。 「インフォームド・ディスカッション(情報に基づく議論)」を促進するための対策の一環だ。現在は実験的にアンドロイド端末のユーザー向けに実験しており、ニュース記事を開かずにリツイートしようとすると「プロンプト(催促)」が表示される。 ツイッターのユーザーサポートには、「記事の共...

トランプ、この夏フロリダ州ジャクソンビルで大統領候補指名受諾へ

米共和党全国委員会は11日、トランプ大統領が11月の大統領選に向けて同党の候補指名を正式に受けるイベントを今夏にフロリダ州ジャクソンビルで開催すると発表した。 党の公認候補を正式に指名する共和党全国大会は元々、ノースカロライナ州シャーロットで開催が予定されていたが、同州の知事が新型コロナウイルス対策のソーシャルディスタンシング(社会的距離の確保)を大会にも適用する考えを示したのにトランプ氏が反発し、他州への変更を求めていた。 共和党全国委のロナ・マクダニエル委員長は声明で、共和党全国大会の正式行事は...

G7ならぬ「D10」がトランプと中国の暴走を止める切り札

<G7はまた延期になったが、トランプと同盟国の亀裂が広がる中、どのみち実りある議論は期待できなかった。外交巧者のイギリスが代わりに提唱するD10のアイデアは注目に値する> ドナルド・トランプ米大統領が6月半ばに開催する意向を示していたG7サミットはまたも延期されることになった。残念と言えば残念だが、実質的には大した影響はない。パンデミックが世界を揺るがすなか、いや、それ以上に、アメリカと同盟国の亀裂が広がるなか、主要国の指導者が顔を突き合わせて話せないのは残念だが、どのみちトランプが舵取りをする限り...