「トルコ」の記事一覧

新型コロナワクチン開発「ビオンテック 」の創業者夫妻はトルコ系移民で注目集まる

<新型コロナウイルスのワクチン開発成功と発表したドイツの「バイオンテック」社の創業者夫婦はトルコ系移民家庭出身で、そのことも話題になっている......> 新型コロナウイルスのワクチン開発成功(90%以上の人の感染を防ぐことができると発表)のニュースにドイツが沸いている。イエンツ・シュパーン保健相が、約10か月という驚異的な速さでパンデミック終焉の可能性が見えてきたこと、またその立役者がドイツ企業であることを非常に誇らしい面持ちで発表した。「今週2つ目のすばらしいニュース」と報じる報道機関もあった。...

トルコ大統領エルドアン「イスラムへの十字軍運動」と非難 仏との対立激化

トルコのエルドアン大統領は28日、一部の西側諸国がイスラム主義に再び「十字軍運動」を仕掛けることを望んでいると批判した。イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を引き金としたフランスとの対立は深まる様相を呈している。 エルドアン大統領は与党議員らに対する演説で、イスラム教の預言者に対する攻撃に対抗することは「敬意に関わる問題」と強調した。 フランスでムハンマドの風刺画を授業で使用した教師がイスラム過激派とみられる容疑者に殺害されたこと受け、仏政府は風刺画を表現の自由として正当化した。イスラム圏では反発が...

トルコ、黒海沿岸でロシア製地対空ミサイル試射か 米反発

トルコは16日、ロシアから購入した地対空ミサイル「S400」 の試射が行われると予測されていた黒海沿岸の北部シノップで、ミサイル1発を発射した。これに対し米国は直ちに反発を示した。 ロイターが入手した映像には、青空に向って細い煙が上っていく様子が映っている。トルコはここ数日、ミサイル試射に向け近辺の海域と空域への進入を規制していた。 軍事専門家のトゥラン・オグズ氏は、映像で確認できる煙の色や濃度、漂い方などから、S400である可能性が高いと指摘。米国はトルコよるS400調達は北大西洋条約機構(NAT...

トルコを紛争に駆り立てる「新オスマン主義」の危険度

<ナゴルノカラバフに介入するのはエルドアンの自意識と被害者意識ゆえ。「大国トルコの復活」の呼び掛けは、経済停滞で不満をためた国民のガス抜きに最適だ> たいていの人が忘れかけていたナゴルノカラバフ紛争が再び火を噴いた。国際社会は(珍しく一致して)四半世紀来の停戦の維持を呼び掛けているが、トルコだけは違う。同国のレジェップ・タイップ・エルドアン大統領は無条件でアゼルバイジャンを支持すると宣言し、恒久的な解決につながらない停戦は無意味だと主張している(編集部注:ロシアは10月10日、アゼルバイジャンとアル...

トルコ、資源探査船で東地中海の調査実施へ ギリシャと緊張高まる恐れ

東地中海の海底資源を巡り、トルコとギリシャが対立している問題で、トルコ海軍は11日遅く、探査船「オルチ・レイス」による東地中海の調査を今月22日まで実施する方針を示した。 ギリシャとの緊張が高まる公算が大きい。 オルチ・レイスは、別の船舶「アタマン」「ジェンギズ・ハン」と共同で、ギリシャ領・カステロリゾ島の南方の海域などで作業を進める。 トルコとギリシャは先週、外相会談を実施し、この問題について二国間協議を行うことに合意していた。 トルコは先月、欧州連合(EU)首脳会議を控え「外交活動のため」オルチ...

アゼルバイジャンとアルメニアで因縁の戦いが再燃した訳

<ナゴルノカラバフの帰属をめぐる長年の紛争が解決されぬまま暴発を繰り返す背景と歴史> アルメニアが実効支配するアゼルバイジャンのナゴルノカラバフ自治州で両国の軍隊が衝突し、にわかに緊張が高まっている。 両国はいずれも旧ソ連の共和国だが、ナゴルノカラバフの帰属をめぐってソ連崩壊前から対立。ここ数年も小競り合いが多発していた。ただ、今回の衝突は1990年代のような全面戦争に発展しかねない。詳しい背景を探った。 ■過去の全面戦争とは? 同自治州の独立宣言に伴い、1992年から94年まで続いたナゴルノカラバ...

米仏ロ、ナゴルノ紛争の即時停戦を呼び掛け共同声明 トルコ反発

ロシア、米国、フランスの3カ国は1日、旧ソ連のアゼルバイジャンとアルメニアの間で勃発したナゴルノカラバフ地域を巡る戦闘を巡り、即時停戦を呼び掛ける共同声明を発表した。これに対し、トルコは反発している。 米仏ロは、旧ソ連時代から続くナゴルノカラバフ地域を巡る民族紛争の調停に向け欧州安保協力機構(OSCE)が設置した「ミンスクグループ」の共同議長国。声明で「関与する軍事勢力に対し、即時停戦を求める」とし、アルメニアとアゼルバイジャンに前提条件なしに和平協議を行うよう呼び掛けた。 こうした中、トルコのエル...

ナゴルノ・カラバフ紛争はなぜ一大事か

<アゼルバイジャンとアルメニアの領土をめぐる地域紛争は、拡大すればロシア、トルコ、イラン、アメリカを巻き込む地雷原だ> アゼルバイジャン西部の山岳地帯ナゴルノ・カラバフで9月27日、紛争が再熱した。激しい戦闘で死者はすでに100人にのぼっている。この地域の支配権を争うアゼルバイジャンとアルメニアの対立は数十年前からくすぶり続け、断続的に起きる武力衝突や暴力的な事件で多数の犠牲者が出ている。 ナゴルノ・カラバフ地域は国際的にはアゼルバイジャンの一部として認められているが、居住者の多数を占めるアルメニア...

アゼルバイジャンとアルメニア、軍事衝突の背景とは

アルメニア人勢力が実効支配するアゼルバイジャン南部ナゴルノカラバフ自治州で、両国軍が衝突した。数十年来の係争地において危険な戦闘が再開した格好だ。 ◎ナゴルノカラバフとは 旧ソ連アゼルバイジャン領土内の山岳地帯にある、森林に覆われた一角。国際法で同国の一部と認められている。しかし同自治州の推定人口15万人の大半を占めるアルメニア人は、アゼルバイジャンによる支配を拒否している。 1990年代の戦闘でアゼルバイジャン軍が撃退されて以降、アルメニア人勢力がアルメニアの支援を得て自治を行っている。1994年...

アゼルバイジャン=アルメニアの紛争激化 ロシアとトルコ巻き込む対立懸念

旧ソ連のアゼルバイジャンとアルメニアの間で勃発したナゴルノカラバフ地域を巡る戦闘は28日、一段と激化し、双方がロケット弾などで攻撃を続ける中、少なくとも55人が死亡した。 事態が悪化すれば、アルメニアと防衛協定を結んでいるロシアとアゼルバイジャンのトルコ系住民を支援するトルコを巻き込んだ地域紛争に発展する恐れがある。 ナゴルノカラバフ当局によると、アゼルバイジャンの攻撃により28日にナゴルノカラバフの兵士53人が死亡した。27日には31人が死亡、約200人が負傷したとしている。 アゼルバイジャン当局...